岩谷産業が廃食用油の調達支援に加わったで
堺で進む国産SAFプラント、サプライチェーン構築がさらに前進やねん
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大阪府堺市のコスモ石油堺製油所内で整備が進められている国産SAF(持続可能な航空燃料)の製造プラントをめぐって、新たに岩谷産業株式会社が廃食用油の調達支援を行う契約を結んだことが発表されたで。
この取り組みは、コスモエネルギーホールディングス、コスモ石油、日揮ホールディングス、レボインターナショナル、SAFFAIRE SKY ENERGYの5社と岩谷産業を合わせた6社による連携で進められていてん。
岩谷産業は、SAFFAIRE SKY ENERGYからの業務委託を受けて、全国約330万世帯のLPガス顧客網や産業ガス・エネルギーのネットワークを活用し、国内の廃食用油排出元を開拓する役割を担うことになったんよ。
集められた廃食用油は、レボインターナショナルが収集して、堺市にある国産SAF製造プラントに納入される予定。製造は、SAFFAIRE SKY ENERGYが担当するんや。
今回の契約によって、堺市を中心とした国内初のSAFサプライチェーン構築がさらに進んだ形になってるで。廃食用油を国産SAFに変えて飛行機を飛ばす、「Fry to Fly Project」にも岩谷産業は参画してて、今後の連携も注目されてるんよ。
【Fry to Fly Project について】
「Fry to Fly Project」は、家庭や店舗などで発生する廃食用油という国内資源を原料とするSAFで航空機が飛ぶ世界を実現するプロジェクトやで。日揮HDが事務局を務め、設立主旨に賛同する212の企業・自治体・団体が参加してんねん(2025年3月末日時点)
※Fry to Fly Project特設サイト:
https://www.jgc.com/jp/esg-hsse/initiative/fry-to-fly/
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