大阪公立大がテスト中のトイレ付き添いで謝罪
強すぎたんやろな。不正防止の意図がな
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大阪公立大学は29日、先日中百舌鳥キャンパスで実施された大学入学共通テスト中、男子受験者が多目的トイレに入った際、試験監督を務めとった大学教員が個室内にまで入った問題について、辰巳砂学長が公式に謝罪するコメントを出した。
学長のコメント
本学中百舌鳥キャンパスにて実施した2025年1月18日の大学入学共通テストにおいて、試験時間中に男性受験者が多目的トイレに入った際、本学教員の男性監督者が一緒に多目的トイレ内に立ち入っていたことがわかりました。受験者には不安な思いや大変不愉快な思いをさせて申し訳ありませんでした。また、関係する皆さまには、多大なご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。今後このようなことがないよう、当該教員を含め全教職員を指導し再発防止に取り組んでまいります。
事の経緯
18日、中百舌鳥キャンパスで行われた大学入学共通テスト中、男子受験者が多目的トイレを利用する時、大学の男性教員が個室内まで一緒に入ったことが分かったんや。大学入試センターのマニュアルでは、試験中の教員の付き添いはトイレの入口までに限られることになっとるさかい、今回の行動はこれを逸脱したものとされとる。不正防止の意図が強すぎた結果やけど、やりすぎたわな。
大阪公立大は、今後こうした問題が起こらんよう、教員への研修やマニュアルの徹底を図る考えや。
※サカイタイムズでは堺市民にわかりやすいように堺弁で書いています