堺のタマノイ酢が伝統の味を復刻!「名誉金牌」発売へ
火入れしていない「生の酢」やで
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いまから約1600年前、お酢はいまの堺市に伝わり、ここから全国に広がったんやで。 そんなかで、タマノイ酢は1590年頃(豊臣時代)からその名を残し、ずっと酢づくりを続けてきた。 そないな歴史ある堺の会社が、132年前の万博で名誉金牌賞を受賞した伝統の酢を、令和の技術で復刻したんやで。
タマノイ酢は、1893年(明治26年)のシカゴ万博で初出展し、名誉金牌賞を受賞。それを記念して生まれた「名誉金牌タマノイ酢」を、現代の製法でよみがえらせたのが今回の新商品や。3月1日に全国で販売される。
この酢の特徴は、火入れ(加熱殺菌)をしてへん「生の酢」やから、ツンとした酸味が少なく、まろやかで上品な味わいになってるで。さらに、100%静置発酵の純米酢を使い、じっくり時間をかけて発酵・熟成。当時使われてたとされる酵母を使うことで、奥深い香りとコクが楽しめるんや。
「名誉金牌」は、2025年大阪・関西万博の期間中(4月13日~5月12日)に、ORA外食パビリオン『宴~UTAGE~』ブース1階でも販売される予定。また、会場ではこの酢を使った白シャリで和牛肉寿司が提供されるで。
「名誉金牌」のこだわり
火入れなしの「生の酢」で、まろやかで上品な味わい
100%静置発酵の純米酢を使用し、奥深い香りとコクを実現
当時の酵母を使用し、伝統の味を再現
185mlの瓶入りで、食卓でも使いやすい
発売情報
発売日:2025年3月1日
内容量:185ml
価格:オープン価格(店頭参考価格:538円/税込)
販売地域:全国
※サカイタイムズでは堺市民にわかりやすいよう堺弁で書いています。堺弁β版について

