堺市の藤川樹脂が新技術を発表
金型不要の試作成形 × 3D造形サービスで製造業を革新やで
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短納期・低コストで試作を実現する独自技術を開発
堺市の藤川樹脂が、金型を使わずに短納期で試作・小ロット生産を可能にする新しい成形技術を発表したで。さらに、デジタルツイン技術を活用した3D造形サービスもスタート。これらの技術を組み合わせることで、製造業の試作・開発プロセスを大きく変える取り組みを進めてるねん
金型不要の試作成形でコストと時間を大幅削減
藤川樹脂の新技術を使えば、従来の金型成形と比べて最大90%の時間短縮とコスト削減ができるんやって。試作や小ロット生産にかかるコストを抑えながら、スピーディに製品を開発できるのが特徴やねん
【導入事例】
バイク部品の試作 → 1日でデータ作成、5日で完成
廃盤部品の再生 → 金型不要で10日以内に成形
スタートアップ向け試作 → 初期コストを抑えた短納期対応
【サービスの特徴】
最短当日発送 → 朝に注文して即日発送も可能
高精度造形(±0.1mm) → シミュレーションで精度を保証
遠隔でのデータチェック → 海外発注にも対応
新技術のメリット
① 初期コストを削減
金型を作らずに試作できるから、従来500万円かかる金型コストが50万円程度に抑えられる場合もあるんやって
② 短納期での対応が可能
設計変更や試作のやり直しもすぐ対応できるから、開発スピードが大幅にアップするで
③ 柔軟なデザインに対応
3Dプリンターや注型技術を活用して、複雑なデザインや特殊な形状にも対応できるねん
④ 持続可能なものづくり
必要最小限の材料で試作できるから、環境負荷を抑えながら効率的な生産が可能や
3D造形サービスもスタート
デジタルツイン技術で高精度な試作を実現。3D造形サービス「最短納期 3D造形」も提供開始してる。独自のデジタルツイン技術「MViEW」を活用して、試作前に3Dシミュレーションで強度や精度を確認できるんや。
今後の展開
藤川樹脂は、これらの技術を活用して、国内外の製造業のDX推進を目指してるで。さらに、環境負荷の少ないものづくりにも力を入れていくとのことや
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3Dプリンター製品を使った開発風景