堺市発「FRONTIER」始動 近鉄と共同でオンライン教材を開発

ロボットプログラミングを活かした新しい学びがスタート

地元ニュース

3/6/2025

堺市に本社を置く 夢見る株式会社(代表取締役:重見彰則) が、近畿日本鉄道株式会社(本社:大阪市)と共同で、小中学生向けのPBL(課題解決型学習)オンライン教材を開発することになったんよ。

この教材は、夢見るが運営する ロボットプログラミング教室「ロボ団」 の学びをさらに深めるために、新たに展開するオンライン教育事業 「FRONTIER(フロンティア)」 の一環として提供されるんやて。

「FRONTIER」ってどんな学び?

「FRONTIER」は、小中学生向けの企業探究やPBL(課題解決型学習)を通じて、新しいアイデアや技術を学ぶオンライン教育プログラムなんよ。

まずは 「ロボ団」の修了生・在籍生向け に2025年4月からスタート。その後、オンラインの特性を活かして、全国・海外の子どもたちも学べる仕組みに広げていく予定なんやて。

「FRONTIER」の特徴
  • プログラミングを習い事で終わらせない
    学びを社会とつなげて、進学やキャリアを考えるきっかけを作る

  • 企業のリアルな課題に挑戦できる
    実際の社会課題をテーマに、解決策を考える力を養う

  • アウトプットを大切に
    アイデアを発表することで、考えを深める力を伸ばす

近鉄とコラボ!第一弾の教材が登場

「FRONTIER」のメイン学習となるPBL(課題解決型学習)の第一弾として、近鉄とのコラボ教材 を共同開発することが決まったんよ。

この教材では、近鉄の鉄道事業に関わる 「リアルな社会課題」 をテーマに、子どもたちが探究し、解決策を考え、発表する流れになってるんやて。

夢見る株式会社 代表 重見彰則のコメント

「夢見るが運営するロボットプログラミング教室「ロボ団」は、これまで多くの子どもたちに「好き」を見つける機会を提供してきました。新事業FRONTIER(フロンティア)では、様々な企業の社会的課題に子どもたち自身が取り組むことで、自分たちの好きなこととこれまでの学びがどのように社会とのつながるのかを実感できる機会を創出します。夢見るは、子どもたちがこれから目指す未来をより具体的にイメージし主体的に向き合うことで、子どもたち自身が未来を切り開くことができる社会を実現します」

近鉄 創造本部 本部長 菅浦隆弘のコメント

「近鉄では沿線の魅力向上や地域の持続的な発展のため、これまで教育機関との連携を積極的に進めてまいりました。今回、夢見る株式会社との教材共同開発では、沿線内外の多くの子どもたちに、近鉄の鉄道事業を通して世の中を知っていただければと考えています。また、近鉄の取り組みや事業への思いが伝わり、今後「近鉄と未来を創っていきたい。一緒に働きたい。」と感じていただける機会になることを期待しています」

夢見ると近鉄のこれまでの取り組み

夢見ると近鉄は、2019年から「社会とつながるプログラミング教室」としてさまざまなプロジェクトを展開してきたんよ。

  • ロボットプログラミング教材の開発

  • 「ロボ団 supported by KINTETSU 大和西大寺駅」の開校

  • 鉄道まつりでのプログラミングブース出展

  • オンライン謎解きイベント「ロボ鉄」開催

今回の共同教材は、これまでの取り組みを発展させた 新たな挑戦 なんやて。

ロボットプログラミング教室「ロボ団」って?
  • 運営:堺市の夢見る株式会社(エディオングループ)

  • 全国120教室で6,500人以上が学ぶ(2025年1月末時点)

  • 小学校低学年から未経験でもスタート可能な5年カリキュラム

  • プログラミング技術だけでなく、協働力・問題解決力・プレゼン力も育成

  • 日本マイクロソフト、エレコム、エプソン、JAXAなどと連携し教材開発

  • イード・アワード2021「プログラミング教育 顧客満足度」最優秀賞受賞

※詳しくは ロボ団公式サイト をチェックしてな

これからの展開に注目

「FRONTIER」は、ロボ団で学んだことを活かし、社会とのつながりを実感できる新しい学びの場になるんよ。近鉄とのコラボ教材をきっかけに、さらに多くの企業と連携しながら 子どもたちの未来につながる教育 を目指していくんやて。

※サカイタイムズでは堺市民にわかりやすいように堺弁で書いています