大阪芸大の学生が詐欺防止のシャッターアートを制作
関西みらい銀行の無人ATMで詐欺対策の啓発を強化やで
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大阪芸術大学デザイン学科の学生が、特殊詐欺の被害を防ぐためのシャッターアートを制作したんよ。これは、関西みらい銀行と大阪府警察の依頼を受けて作られたもので、詐欺の危険性を視覚的にわかりやすく伝えるデザインになってるねん。
このシャッターアートは、大阪府内の関西みらい銀行の無人ATM出張所3カ所に設置されてて、堺市の南海浅香山出張所にも掲出されてるんやって。
受賞作品の紹介
【最優秀賞 阿倍野阪南出張所の作品】
大阪芸術大学 デザイン学科 松井 桃花さん
「入金をしに行く年配の方と、入金したことを確認して喜ぶ詐欺師を描きました。わたしがこだわった点は『怖さ』です。誰かが損をして誰かが得をしている状況を想像すると、とても許せないと感じます。そういった二面性を色や言葉に詰めました。シャッターを見る人に詐欺の怖さを感じていただき、少しでも詐欺防止の注意喚起に役立てればと思います」
阿倍野阪南出張所のほか、南海浅香山出張所(堺市)には優秀賞の藤森あかりさんの作品、藤が尾出張所(交野市)には優秀賞の小田穂の佳さんの作品が掲出されてるで。
【優秀賞 南海浅香山出張所の作品】
大阪芸術大学 デザイン学科 藤森 あかりさん
【優秀賞 藤が尾出張所の作品】
大阪芸術大学 デザイン学科 小田 穂の佳さん
詐欺被害を未然に防ぐために
このシャッターアートを通じて、金融機関を訪れる人が詐欺に気づくきっかけになればええね。特に、高齢の方はATMでの操作を指示される詐欺に巻き込まれやすいから、こういう取り組みが大事になってくるんよ。
ATMの利用中や電話でお金の話をされたときは、すぐに周りの人や警察に相談してな。
大阪芸術大学デザイン学科について
大阪芸術大学デザイン学科は、学生が創造力を最大限に発揮できる環境を提供し、社会で活躍するデザイナーの育成を目指してるで。
カリキュラムは、基礎的なデザイン理論から実践的なプロジェクトまで幅広く構成されてて、学生は多様なデザイン分野でのスキルを習得できるんよ。また、産学連携プロジェクトや地域社会との協働を通じて、実践的な経験を積む機会も豊富に用意されてるねん。
※サカイタイムズでは堺市民にわかりやすいよう堺弁で書いています。 堺弁β版について

