堺金岡郵便局で職員が倒れるも救命成功

迅速な対応で男性が社会復帰 北消防署が感謝状を贈呈

地元ニュース

3/14/2025

令和7年1月22日(水)午後1時1分ごろ、堺市北区新金岡町4丁にある堺金岡郵便局の駐車場で、50歳代の男性職員が作業中に急に倒れたんよ。それを目撃した職員がすぐに119番通報。さらに、駆けつけた杉山辰也さんが胸骨圧迫を実施し、鈴木健太さんがAEDで電気ショックを1回行ったんよ。その後、救急隊に引き継がれた男性は心拍が再開し、15日後に後遺症もなく退院。無事に社会復帰を果たしたんや。AEDを活用した迅速な対応は表彰状もんやね。

迅速な救命活動に感謝状を贈呈

この功績を称えて、北消防署長から感謝状が贈呈されることになったんよ。

感謝状贈呈式の詳細
  • 日時:令和7年3月21日(金)午前9時30分~午前10時

  • 場所:堺市北消防署 2階 署長室(堺市北区新金岡町4丁1番2号)

  • 表彰者

    • 救命活動協力者

      • 杉山 辰也 様(堺金岡郵便局)

      • 鈴木 健太 様(堺金岡郵便局)

    • 救命協力事業所

      • 堺金岡郵便局

救命に活用されたAEDについて

今回使用されたAEDは、大阪公立大学協創推進事業「AEDマッピング救命医療研究」によって、令和6年12月に堺金岡郵便局に設置されたものやったんよ。

「まちかどAED」について

堺市消防局では、まちかど救急ステーション事業として、管内にあるAEDを有効活用する取り組みを進めてるんよ。

  • 近くでAEDを必要とする緊急事態が発生した際に、AEDの貸し出しに協力できる事業所を「まちかどAED」として登録

  • Googleマップ(マイマップ)で公開し、誰でもAEDの設置場所を確認できる

  • 消防指令センターでも情報を管理しており、119番通報の際に近くの「まちかどAED」の場所を案内できる

令和7年3月1日(土)現在、堺市消防局管内で2,504施設、2,633台のAEDが登録されてるんや。そのうち、「AEDマッピング救命医療研究」で設置されたAEDは185施設185台やね。

いざという時に迅速にAEDを活用できるよう、「まちかどAEDマップ」で近隣のAED設置情報を確認しておいてな。

また、堺市・高石市・大阪狭山市内でAEDを設置している施設は、「まちかどAED」への登録に協力してほしいとのことやで。これは地域貢献やSDGsの取り組みにもつながるらしいわ。

※サカイタイムズでは堺市民にわかりやすいよう堺弁で書いています。 堺弁β版について