知多市も参加して堺でSAFづくり進行中

家庭の廃食用油が堺の工場で航空燃料に生まれ変わるねん

地元ニュース

3/23/2025

堺の工場で廃油がSAFになる取り組みに知多市が加わったで

2025年3月21日、知多市と中部国際空港、日揮HD、レボインターナショナル、SAFFAIRE SKY ENERGYが協定を結んでん。これで、知多市で集めた家庭の廃食用油が、堺市の工場でSAF(持続可能な航空燃料)として再利用される流れが整ったんよ。

この廃油は、堺市西区にあるコスモ石油堺製油所の施設に運ばれて、航空燃料にリサイクルされることになってるんや。製造設備は2024年12月に完成予定で、2025年4月ごろから本格的にSAFが出荷される見込みやねん。

【協定の内容とこれからの動き】

今回の協定には、廃油の回収、SAFへの活用、取り組みの発信などが含まれてるんよ。知多市では、これまでにもリサイクルプラザや保育園、給食センターなどで家庭から出た廃油を集めてて、2024年度だけでも約1万6千リットルが回収されてるねん。

これからは、その油をレボインターナショナルが集めて、堺の工場へ運んでSAFに変える仕組みになってるんやって。

【堺の工場は国内初のSAF量産施設】

このSAFをつくる施設は、日本で初めての本格的な国産SAF量産プラントなんよ。日揮HDとレボインターナショナル、それにコスモ石油が一緒になって進めてるプロジェクトで、年間約3万キロリットルのSAFをつくる予定なんやって。

堺から空へつながるこの取り組み、今後も注目されそうやね。

※サカイタイムズでは堺市民にわかりやすいよう堺弁で書いています。 堺弁β版について