紀陽銀行などスタートアップデットファンド設立へ
関西の若手起業をお金の面からもしっかり支えるねん
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紀陽銀行など3社がスタートアップ支援の新ファンドを立ち上げるんやて
紀陽銀行、紀陽キャピタルマネジメント、SDFキャピタルの3社が、2025年度中に「紀陽スタートアップデットファンド」を共同で設立することを発表したんよ。このファンドは、特に関西圏のスタートアップ企業にフォーカスして、資金面から成長をサポートしていくんやって。
デットファイナンスってなんなん?
最近では、起業の資金調達において「エクイティ(株式)」だけやのうて、「デット(借入)」もうまく組み合わせる動きが広がってきてるねん。そんな中で、この紀陽スタートアップデットファンドは、スタートアップの資金ニーズに応えながら、堺を含む関西の起業支援を強めていくために作られることになったんや。
各社のこれまでの取り組み
・紀陽銀行は、2024年に「創業・スタートアップ支援」を掲げた中期経営計画を発表して、インキュベーション施設「Key Site」を開設したり、専担部署を設けたりして起業支援を強化してるねん。
・紀陽キャピタルマネジメントは、これまでに17社への投資実績があって、スタートアップにも積極的に関わってきた会社やねん。
・SDFキャピタルは、日本で初めて独立系のスタートアップデットファンドを立ち上げた会社で、すでに20社への投融資実績があるんやで。
新ファンドの概要
名 称:紀陽スタートアップデットファンド
ファンド総額:10億円(予定)
投資対象:国内のアーリー~レイターステージのスタートアップ企業
無限責任組合員:紀陽キャピタルマネジメント、SDFキャピタル
有限責任組合員:紀陽銀行
設立:2025年度中を予定
お問い合わせ:info@sdfcap.jp
関西のスタートアップに半分以上投資予定やって
このファンドでは、出資額の50%以上を関西のスタートアップ企業に投融資する予定やねん。堺をはじめ、和歌山・大阪を中心としたエリアで、これからの時代を担う起業家のチャレンジを後押ししてくれる心強い存在になりそうやね。
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