堺市で麻しん(はしか)感染者が出てん
JR阪和線を使った可能性があるから、体調よう見といてな
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20代女性が麻しん(はしか)に感染
堺市内で、20代の女性が麻しん(はしか)に感染していたことが確認されたんや。患者さんは3月24日(月)に発症して、3月26日(水)に検査で確定されたとのことやで。
公共交通機関での接触の可能性も
調査の結果、患者さんは感染性のある期間中にJR阪和線を利用していて、不特定多数の人と接触した可能性があることがわかってん。
【接触の可能性がある日時と場所】
3月23日(日)
JR阪和線「津久野」駅(午前10時39分発)→「三国ヶ丘」駅(午前10時47分着)
この時間帯に電車に乗った方は、体調の変化に特に注意してな。
麻しん(はしか)ってどんな病気なん?
・感染すると、10日後くらいに発熱や咳、鼻水などの風邪っぽい症状が出てくるねん。
・その後、高熱(39℃以上)と発疹が出るんが特徴やねん。
・空気感染・飛沫感染・接触感染があるさかい、感染力はめっちゃ強いんやで。
・予防にはワクチン接種が一番効果的。定期接種の対象(1歳、小学校入学前の1年間)になってる人は、早めに受けてな。
堺市から市民の皆様へ
○ 上記感染の可能性がある日時に上記公共交通機関を利用された方で、令和7年4月13日(日)までに発熱・発疹等、麻しん(はしか)を疑う症状が現れた場合は、事前に医療機関に連絡の上、マスクを着用し、公共交通機関の利用は避けて速やかに受診してください。
○ 麻しん(はしか)の潜伏期間は、約10日から12日(最大21日間)で、麻しん(はしか)患者と接触した場合には、接触後3週間(21日間)注意が必要です。
○ 施設への直接の問合せはお控えください。感染症法の趣旨に則り、個人情報保護の観点から患者やその家族・関係者等が特定されないよう、また、施設に対する風評被害がないよう特段のご配慮をお願いいたします。
堺市から医療機関の皆様へ
・発熱や発疹の症状がある患者さんが来院された場合は、麻しんの可能性を意識して、予防接種歴の確認などをお願いします。
・麻しんと診断されたら、すぐに保健所に発生届を出してな。
・感染力がとても強い病気やから、院内感染を防ぐために個室管理などの対策もしっかりお願いするで。
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