堺の企業が中高生にノーコード講座を開催

飛行機ゲームを開発しながら学ぶプログラミングの考え方

地元ニュース

3/31/2025

堺市のIT企業が教育の現場で活躍してるで


堺市に本社を置くtakeforest株式会社が、立命館中学校高等学校の「サタデーボックス」という土曜講座で、ノーコードを活用したアプリ開発講座の講師を担当したんやって。講座は2024年4月から12月まで実施されて、のべ16人の中高生が「雲をよけて進む飛行機ゲーム」のアプリ制作に挑戦。全員が完成までやりきって、満足度は5点中4.8という高評価を記録したんや。

ノーコードで「できた」を体験
プログラミングの専門知識がなくても使える「ノーコード」の開発ツールを活用して、生徒たちはゲームのしくみを自分の手で組み立てながら学習してたんや。雲の動きを制御するしくみや、スピードの調整なども生徒が考えて加えることで、オリジナル性のあるアプリに仕上げたそうやで。

参加した生徒の感想も前向きやった
「アプリ開発はもっと難しいと思っていたけど、家でもやってみたくなった」「自信がついた」「パソコンに興味がわいてきた」など、新しいことに挑戦したことで、前向きな気持ちを持てた生徒が多かったみたいやね。

教材は堺の企業が独自に開発
使われた教材は、takeforest株式会社がオリジナルで制作したもの。授業は、基本の講義に加えて、生徒の習熟度に応じて進度を調整できるようになってたんやって。難しいところは丁寧に説明しつつ、早く進められる子はどんどん先へ進めるように設計されてたんや。

大学や地域と連携して実施
この講座は、大阪公立大学大学院・阿多信吾教授が発起人の「PDAプロジェクト」の一環として実施されて、関西イノベーションイニシアティブ(KSII)やGONENGO合同会社とも連携してるんよ。デジタル教育を地域から広げていこうという試みやね。

堺発の技術と教育が一体になった取組やで
takeforest株式会社代表 竹森洸征)では、子どもから大人まで、誰もがアプリ開発を楽しめる環境づくりに取り組んでるんやって。その他にも子どもが学び合いつながる令和の寺子屋「ぷち勉」を事業として進めていて、今回の講座はその一例としてええ機会やったんやね。

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