堺市西区で注染と和晒の体験イベント5月16日開催
5月13日から展示もあるし15日から16日は製品販売もあるんよ
どこ行こ文化・歴史


堺市西区役所では、堺を代表する伝統産業「浪華本染め(注染)」と「和晒」の魅力を広めるため、実演見学や浴衣の試着体験、製品販売や展示などのイベントを予定してるんよ。注染や和晒は、石津川沿いの津久野地域(西区)や毛穴地域(中区)で発展してきた染色と晒しの技術で、今もなお色鮮やかな製品が作られ続けてるんや。今回はその技術を間近で見られる機会になってるで。
■ 実演見学
・日程:5月16日(金曜)
・時間:11時、13時30分(2部制)※当日に時間変更の場合あり
・内容:注染職人による「糊置き」「土手引き」「注ぎ染め」などの実演
・場所:堺市西区役所1階玄関ホール
・Googleマップはこちら
■ 注染浴衣の試着体験
・内容:浴衣を着て実演を見学したり、「ニッシーちゃん」と記念撮影できるんよ ※記念撮影は事前申し込み制
・着付け:西区役所の職員が手伝ってくれるで
・申込締切:5月7日(火曜)
・申込方法:申込書をFAX(072-275-1915)かメール(nishikiso@city.sakai.lg.jp)で送信するか、政策推進室窓口へ直接提出してな
・抽選結果:当選者のみに5月9日(金曜)15時までに通知
・申込書:以下をダウンロード、もしくは堺市HPまたは政策推進室窓口で配布
申込書(ワード版)(ワード:62KB)
申込書(PDF版)(PDF:474KB)
■ 注染製品の販売会
・日程:5月15日(木曜)、5月16日(金曜)
・時間:10時〜16時
・場所:堺市西区役所1階玄関ホール
・内容:手ぬぐい、ガーゼハンカチ、こども用浴衣など
■ 展示
・日程:5月13日(火曜)〜5月16日(金曜)※最終日は16時まで
・場所:堺市西区役所1階玄関ホール
・内容:手ぬぐいや注染の工程などを展示するで
注染は、和晒の生地に糊で土手を作り、染料を注ぎ込む日本独自の染色技法で、色の境目に自然なぼかしが生まれるのが特長なんよ。表裏の区別がないから、裏までしっかり染まってて、長く使っても色あせにくいんや。
和晒は、綿布から不純物を取り除いて漂白された生地で、洗うほど柔らかくなる肌ざわりが魅力なんよ。注染は令和元年11月、「浪華本染め」として経済産業大臣から伝統的工芸品に指定されてるんやで。
ちなみに、西区にある株式会社北山染工場の北山雅啓さんは、注染職人で、代表取締役を務めてるんよ。日本の伝統工芸士(経済産業大臣認定)と堺市ものづくりマイスターにも認定されてる。北山さんは、注染の後継者を発掘・育成していきたいと考えていて、工場見学や染め作業の体験も受け付けてるで。高校や着物の専門学校などで注染の実演も行ってるから、興味ある人はまず今回のイベントに参加してみてな。
北山染工場
堺市西区津久野町3丁5-12
電話番号072-262-5707
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