SAF製造に新たな企業が参加 堺の製油所から供給つづく
阪急阪神不動産と阪急阪神ホテルズが廃油提供へ
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新たな企業が廃油提供に合意
日揮ホールディングス、レボインターナショナル、SAFFAIRE SKY ENERGYが進めてるSAF(持続可能な航空燃料)の製造事業に、阪急阪神不動産と阪急阪神ホテルズが新たに加わったんよ。2025年5月、5社が廃食用油の提供に関する基本合意書を結んだことが発表されたんや。
マンションとホテルでの回収が対象に
阪急阪神不動産は、分譲マンション〈ジオ〉の住民から出た廃食用油を提供する取組を進める予定で、2011年から回収を始めて現在は110物件・約1万1000戸が対象になってるんよ。これまでに累計4万2000リットル以上の回収実績があると発表されてるわ。阪急阪神ホテルズでは、直営ホテルの厨房などから出た廃食用油を2008年から回収してて、これまでに累計26万7000リットルを超える量を再資源化してきたんよ。今後はこの油もSAFの原料として提供される予定やね。
堺市内の製油所で製造が継続中
提供された廃食用油はレボインターナショナルが管理して、堺市にあるコスモ石油堺製油所でSAFFAIRE SKY ENERGYが燃料に加工するんよ。この製造設備は2024年12月に完成して、2025年4月から供給が始まったとされてるわ。供給されるSAFはISCC CORSIA認証を取得してて、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の助成対象にもなってるんやって。
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