乙姫の休日。in堺旧港(5月9日・10日)

グルメと音楽で楽しむサンセットイベント シャボン玉ショーや乙姫像も注目やで

どこ行こ

5/8/2025

2025年5月9日(金)10日(土)15時〜21時、堺旧港にて「乙姫の休日。」の開催が決まったんよ。今回は夕方からのスタートで、堺旧港の美しいサンセットを背景に、堺のグルメや音楽を楽しめるイベントになってるねん。春と秋の年2回開催のうち、今回は春開催として行われるもんで、秋の開催は10月ごろを予定してるんやって。

写真右奥の像が「乙姫さん」の愛称で親しまれていた龍女神像(乙姫像)

■ 日時

2025年5月9日(金)・10日(土)
15時〜21時

■ 場所

堺旧港(フェニーチェ堺西側・堺港女神像付近)
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■ 入場料

無料

■ 内容

・堺の飲食店などによるフード/ドリンクブース
・DJやライブによる音楽ステージ
・港沿いのピクニックスペース

■ スペシャルイベント

【シャボン玉ショー】
5月10日(土)15時30分〜16時
シャボン玉のギネス世界記録「Longest Bubble Garland Wand」部門を達成したパフォーマーが出演。各種メディアでも紹介されてきた実績があり、会場内でパフォーマンスが行われる予定やで。

■ 店舗情報(出店者紹介)

BABANBABANBURGER
堺市七道のハンバーガーショップ。乙姫の休日限定バーガーと自家燻製ベーコン、Vカットポテトを提供。

TACO BITEZ
大阪・堺のストリート系タコス屋。タコスとドリンクを販売。

アカリ珈琲
堺の古い長屋にある自家焙煎珈琲屋。当日はハンドドリップコーヒー、カフェ・オ・レ、自家製シロップのソーダを用意。

wabi-sabi発酵と珈琲と。
浜寺昭和町のカフェ。無添加りんご飴と冷たいミニスイーツを販売。

まるた食堂
北加賀屋のアジア料理・スパイス料理の教室兼店舗。台湾のルーロー飯とベトナムのチェーを提供。

spice café デラシネ
大阪市住吉区で営業する週末限定のインド料理店。西インド・ムンバイのストリートフード「パオバジ」を提供。

羽衣コロッケ店croquette
高石市東羽衣と堺市鉄砲町で営業。北海道産のメークインと男爵芋、ベシャメルソースを使ったコロッケを販売。

南海グリル
熟成宮崎牛を使用したロースステーキ丼を提供。

ひろちゃんのおはぎ
自然素材にこだわった手作りおはぎ。種子島黒糖を使った製法で販売。

上方ビール
大阪・淡路の元銭湯を活用したブルワリー。4種の自家製クラフトビールを販売。

ながおや
親鶏炭焼と親鶏のタンドリーチキンを販売。

オドルヨウニ
炭火BBQのチキンやローストポークのサンド、焼き菓子を提供。

旅する石窯pizza
天然酵母生地を使ったマルゲリータ、クアトロフォルマッジなどを石窯で焼いて提供。

BLUE KETTLE
焼き菓子とジェラートの店。ふわふわフルーツかき氷や焼き菓子、フルーツソーダを販売。

LIQUOR SHOP Sakae(リカーショップサカエ)
堺市鳳中町、大鳥大社近くの酒屋。ワインを中心に酒類を販売。今回が初参加。

pineapple express
堺旧港近くのカフェ&バー。当日はアルコールとソフトドリンクを提供。

出張チャイ屋ChaiTona【土曜のみ】
移動式チャイ屋。こだわり茶葉とスパイスを使ったチャイ、ブレンドチャイを販売。

銀シャリen【土曜のみ】
おにぎり弁当を販売。

■ 龍女神像(乙姫像)について

堺旧港に立つ「龍女神像」は、地元では「乙姫さん」の愛称で親しまれてたんやで。明治36年(1903年)に開催された第5回内国勧業博覧会の堺会場で、東洋一と称された大浜水族館の前にその像は建てられてん。博覧会終了後には堺市に譲渡されて、水族館とともに平和と繁栄のシンボルとして親しまれてたんよ。せやけど、臨海工業地帯の造成や第2室戸台風の影響で水族館が解体されることになって、像もいったん撤去されることになってん。

それから半世紀ほどたった平成12年(2000年)、堺旧港周辺が世界民族芸能祭「ワッショイ!2000年」の会場になったときに、堺市制110周年記念事業として北波止突堤の付け根に龍女神像が復元されたんよ。現在の像は、高さ16メートルの石張りの台座の上に、10メートルのブロンズ製乙姫像が立っとって、いまも港の風景を見守る存在になってるねん。

■ 社会実験としての位置づけ

乙姫の休日。を含む堺旧港での取り組みは、堺市が進めるベイエリア活性化の社会実験として位置付けられてるんよ。令和3年度以降、毎年市が調査を行ってレポートを作成してて、来場者数や満足度、交通手段、再来訪意向などを分析しながら継続的な改善を行ってるわ。

令和6年度のレポートによると、2日間で6,312人が来場して、来場者の9割以上が再来訪の意向を示したとの結果が出てるんやて。将来的には、常設的な施設整備や民間活用の可能性も検討されてるみたいやで。

■ アクセス

南海堺駅から徒歩すぐ
※駐車場はないから公共交通機関を利用してな
※16歳未満の子は保護者の同伴が必要やで

※サカイタイムズでは堺市民にわかりやすいよう堺弁で書いています。 堺弁β版について