近畿大学おおさかメディカルキャンパスにAI警備導入
新キャンパスが緑道も含めて24時間一般開放される設計やからやねん
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AI映像解析システムで防犯強化
近畿大学医学部・病院は、行動認識AIを開発する株式会社アジラ(東京都町田市)と共同で、令和7年(2025年)11月に堺市南区の泉ケ丘駅前に新築移転する「おおさかメディカルキャンパス」で、AI映像解析警備システム「asilla(アジラ)」を導入することになったんよ。大学病院での本格導入は全国で初めてやねん。行動認識AIを使い、カメラ映像から異常行動を自動で検知し、迅速な初動対応や患者・地域の安心につなげる狙いがあるんよ。
異常行動をAIがリアルタイムで検知
新キャンパスには、南海泉北線「泉ケ丘駅」前からペデストリアンデッキで直結し、敷地内の緑道も含めて24時間一般開放される設計になってんねん。多くの患者や学生、医療関係者、地域住民が行き交うため、高度なセキュリティ対策が不可欠やったんよ。AI警備システム「asilla」は、24時間365日カメラ映像を監視し、不審者の動きや転倒・体調不良などもリアルタイムで検知できるようになってるわ。8月1日から外構や玄関部を中心に45台のカメラが稼働し、開院に向けて最終的に200台まで拡大予定とのこと。
地域にも安心広がる新しい医療環境
このAIシステム導入により、警備員の負担軽減やコスト削減にもつながるだけでなく、患者や地域住民も安心して利用できるキャンパスづくりが進むんよ。今後も最先端の技術を積極的に取り入れて、より安全で開かれた医療・教育環境を目指すとしているわ。
【おおさかメディカルキャンパス】
住所:大阪府堺市南区三原台1丁14番1号(南海泉北線「泉ケ丘駅」から徒歩約6分)Googleマップはこちら
開学・開院:2025年11月予定
学部・病院:医学部、看護学部(仮称・設置認可申請中)、近畿大学病院
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