手すき昆布の実演を9月13日に堺伝匠館で開催
特別展示は9月9日から15日まで。堺と昆布の歴史は北前船からやで
どこ行こ


職人による加工実演
堺伝匠館2階「TAKUMI EXHIBITION」では、9月9日(火)から15日(月)まで、手すき昆布に関する特別展示が開かれる。9月13日(土)には、職人が実際に昆布を削る実演と販売が行われ、削りたて昆布の試食も用意される予定やで。手すき昆布は、熟練の技で昆布を一枚一枚薄く削り上げる伝統技法で、繊細な口どけと旨みが特徴になってるわ。
開催概要
展示は期間中毎日10時から18時まで。実演と販売は9月13日(土)の13時30分から15時まで実施される。会場は堺伝匠館2階「TAKUMI EXHIBITION」な。
展示:2025年9月9日(火)〜15日(月)10:00〜18:00
実演・販売:9月13日(土)13:30〜15:00
内容:職人による手すき昆布加工の実演、削りたて昆布の試食、販売
会場:堺伝匠館2階「TAKUMI EXHIBITION」
堺と手すき昆布の歴史
堺は江戸時代から手すき昆布加工の一大産地として知られ、北前船によって北海道から昆布が運ばれたことが発展の背景にあんねん。堺の刃物技術と組み合わさることで、おぼろ昆布やとろろ昆布が名産となり、最盛期には150軒以上の業者が軒を連ねた。現在は数が減ったものの、郷田商店など手すきにこだわる加工業者が伝統を守り続けているで。堺の手すき昆布は「こぶうどん」や「バッテラ寿司」など大阪の食文化を支える存在でもあるんよ。
※サカイタイムズでは堺市民にわかりやすいよう堺弁で書いています。 堺弁β版について