令和7年度スタートアップ実証推進事業 支援対象5者が決定

小さな森の学童・Fun Foot English・mediVR・ReTaby・wakucaが選ばれたんよ

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サカイタイムズ

8/28/2025

堺市スタートアップ実証推進事業のPRビジュアル。市内での実証フィールド活用や子ども向け活動など多様な取組を示す|堺市のニュースならサカイタイムズ
堺市スタートアップ実証推進事業のPRビジュアル。市内での実証フィールド活用や子ども向け活動など多様な取組を示す|堺市のニュースならサカイタイムズ

(配信:2025/8/28 22:36)

支援対象者を決定

堺市は、イノベーションを創出するスタートアップなどを支援し、地域の社会課題を解決することを目的に「スタートアップ実証推進事業」を令和3年度から実施しているんよ。今年度は5月9日から6月30日にかけて全国から30件の応募があり、審査の結果、5者が支援対象に決まったわ。今後は順次、実証事業の実施に向けた支援が行われるねん。

(参考)堺市イノベーション創出の取組
https://www.city.sakai.lg.jp/shisei/toshi/nakamozu-innovation/index.html

さかい新事業創造センター(S-Cube)https://www.s-cube.biz/

支援内容

対象者への支援は次の通りやで。

  • 補助金の交付(対象経費の2分の1以内、上限100万円。期間は交付決定日から令和8年3月31日まで)

  • 公共施設や協力企業が有する実証フィールドの提供

  • 市内民間事業者とのマッチング

  • 行政課題の提供(担当部署の紹介など)

  • 実証事業のPR支援

支援対象者(五十音・アルファベット順)

・小さな森の学童株式会社
(代表取締役 戸倉 恵利香氏・堺市北区)
親子のニーズにしっかり寄り添ったフリースクールの開設
既存の学童施設を活用して、安心できる固定スタッフと見通しの立つ教育的プログラムを備えた、不登校のこどもたちが安心して通えるフリースクールのモデルを構築し、通いやすさや利用者数、登校復帰への効果を検証する。
HP:https://www.chiisana-mori.jp/

・Fun Foot English
(代表 白濵 勇太氏・堺市美原区)
サッカーを通じて勉強感覚なく英語を学べるスクール
サッカーを通じて体を動かしながら英語を学ぶ場を提供し、レッスン前後に実施するアンケートで英語学習への意欲や興味の変化を測定することで、学習動機づけと実践的コミュニケーション機能の向上を具体的に検証する。
HP:https://www.instagram.com/fun_foot_english_/

・株式会社mediVR
(代表取締役社長 原 正彦氏・大阪府豊中市)
みんなを元気に、まちを笑顔に:VRリハビリで創る共生社会
仮想現実(VR)技術を用いたリハビリテーション手法を医療や福祉、教育分野で活用することにより、高齢者やこどもの運動及び認知機能に与える有用性や社会的課題であるウェルビーイングへの寄与性、介護負担に関する波及効果を検証する。
HP:https://www.medivr.jp/

・株式会社ReTaby
(代表取締役 坂野 恵里氏・大阪府大阪市)
ReTabyが勧める!かかりつけ医療機関発着のお出かけ推進プロジェクト
かかりつけ医には自力で通院できるが、それ以外に外出機会が少ない高齢者を対象に、堺市内の医療機関を発着とした適切なサポートを伴う日帰り旅行を実施し、高齢者の外出支援の効果等を検証する。
HP:https://retaby.co.jp/

・wakuca
(代表 引野 麻祐氏・東京都)
隠れた課題である音ストレスを日本発の「イヤーウエア」で静音ウェルビーイング空間モデル創出
日常での音疲れを軽減するために当事者のリアルな声を基に開発された「wearplugs(ウェアプラグス)」を堺市内の企業や施設で使用し、効果やニーズの把握、社会実装に向けた着用環境、配布方法などを検証する。
HP:https://wearplugs.com/

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