堺市による公民連携実証プロジェクト推進事業の採択事業者を決定

孤独対策から観光振興、防犯まで幅広い分野で企業と連携するんよ

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サカイタイムズ

8/29/2025

堺市ロゴと、公民連携実証プロジェクトをイメージした市職員と事業者の打合せの様子|堺市のニュースならサカイタイムズ
堺市ロゴと、公民連携実証プロジェクトをイメージした市職員と事業者の打合せの様子|堺市のニュースならサカイタイムズ

(配信:2025/8/30 01:41)

採択事業者と取り組み内容

堺市は、公民連携実証プロジェクト推進事業において、行政課題の解決に向けた民間事業者からの提案を募集し、13件の応募のうち4件を採択したんよ。今後は協定書や覚書を交わしたうえで、10月から各実証プロジェクトを実施する予定やわ。

孤独・孤立対策

採択事業者は株式会社想ひ人(東京都中野区、代表取締役 金子萌)と株式会社Empathy4u(東京都新宿区、代表取締役 森岡創一)。誰がどのような課題を抱えているのかを定量的に計測し、AIやLINEを通じて提供された支援がどの程度効果があったかを分析し、孤独や孤立の「実態」と「解決策」の構造を可視化する取り組みやわ。

主な選定理由
・孤独、孤立に悩む方が自身の状況に合わせて AI や LINE など様々な⽀援チャネルを選択することができ、オンライン広告の活用により幅広く周知することで、これまで⽀援が届かなかった層にアプローチできる点が魅力であるため。
・オンライン広告へのアクセス状況などのデータ分析により、本市の実態を把握することで、孤独、孤立対策の施策への反映を期待できるため。

観光消費額単価の向上

有限会社エイミー(堺市堺区出島町、取締役 副野敦美)は、大浜公園相撲場で参加者全員が土俵にあがり相撲を体験できる企画に加え、包丁研ぎ体験や堺のんびりクルーズ、ノアドルフィンドームなどを組み合わせることで、旅行者の滞在を狙う「SUMO PROJECT体験プログラム」を造成するんよ。

主な選定理由
・アマチュア相撲の聖地である大浜公園相撲場の観光資源としての可能性を検証する点が魅力であるため。
・環濠エリアの観光資源を組み合わせることで、本市内の周遊を促進し、新たな魅力の発信が期待できるため。

救急搬送時の情報共有の効率化

SHANRI株式会社(東京都渋谷区、代表取締役 坂井香璃)は、救急搬送者の情報を音声や手動で端末に入力し、電子化した搬送通知書やトリアージ項目をテキストベースで医療機関に共有する仕組みを提案したんよ。さらにマイナンバーカードを活用し、災害現場での避難者把握などへの横展開も模索するんやわ。

主な選定理由
費用を抑えながら現場の声や実態に応じて柔軟に設計できるシステムを構築できることに加え、救急搬送時だけでなく、災害現場における DX も検証できる点が、今後の救急搬送の効率的な運用として期待できるため。

大阪重点犯罪被害の防止

株式会社ゼネラルリンク(東京都渋谷区、代表取締役 廣瀬真一郎)は、特殊詐欺被害に対して興味を引きながらリアルな危機感を感じられる漫画ストーリーを作成し、コンテンツの閲覧履歴を分析して効果を測定するんよ。さらに、コンテンツ提供やデザインガイドラインの作成・提供、継続的なコンサルティングを通じて行政とのパートナーシップを築く提案やわ。

主な選定理由
啓発用のコンテンツ作成にとどまらず、データ分析結果を基に作成したデザインガイドラインの提供や広報活動における継続的なコンサルティングでパートナーシップを構築できることは、当課題だけでなく他の事業にも応用でき、市全体で効果的な広報活動が期待できるため。

今後の予定は、2025年9月に協定書および覚書を締結し、同年10月から実証プロジェクトを開始する見込みやで。

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