堺市の下水道管路 大規模な陥没につながる破損なし
八潮市事故を受けた国要請の全国特別重点調査の結果を公表したわ
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八潮市事故を受けた国要請調査
堺市は、令和7年1月に埼玉県八潮市で発生した下水道管路破損による道路陥没事故を踏まえ、国からの要請に基づき全国特別重点調査を実施したんよ。対象は内径2m以上で1994年以前に設置・改築された管路のうち、腐食しやすい箇所や陥没履歴のある箇所など約6.2kmやったわ。
調査結果の概要
調査は令和7年4月から8月にかけて行われ、目視や打音による確認が実施されてん。その結果、大規模な道路陥没につながる破損は確認されんかったで。調査延長6.243kmのうち、緊急度Ⅰと判定されたのは0.159km、緊急度Ⅱは1.829kmやったんよ。
緊急度判定の内容
「緊急度Ⅰ」は、管路の劣化が進行しており、早急な修繕や改築などの対策が必要な状態を指すんやわ。
「緊急度Ⅱ」は、応急措置を行った上で、5年以内に計画的な対策を講じるべき状態のことやねん。
今後の対応
緊急度Ⅰと判定された箇所は令和8年度末までに、緊急度Ⅱは5年以内に対策工事が予定されているで。また、優先箇所以外の管路についても令和8年2月末までに調査を完了する必要があるため、堺市は調査を継続する方針やわ。
主な調査データ
・調査対象延長:6.243km
・緊急度Ⅰ判定:0.159km
・緊急度Ⅱ判定:1.829km
・調査未了延長:1.509km(水没等で調査困難)
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