堺のサクラを守る「クビアカハンター」成果報告
セレッソ大阪と連携して8,577匹を駆除。見つけたら踏み潰すことを市は呼びかけてるわ
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5か年計画の「堺クビアカ防除大作戦」
堺市は、サクラなどを食べてしまう特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」から市内の樹木を守るため、令和7年度から5か年計画で「堺クビアカ防除大作戦」を進めているんよ。今年は市民協力制度「クビアカハンター」を通じて、6月から8月の間に計8,577匹の成虫を駆除したと発表されたんやわ。
クビアカハンターの活動
この期間に新たに381人が登録し、登録者にはセレッソ大阪提供のオリジナルステッカーや特製バッジが配られたんやよ。堺市立少林寺小学校の児童96人も駆除に参加して大きく貢献してん。
駆除数は市民によるものが4,356匹、市職員によるものが4,221匹。報告者の中から抽選でセレッソ大阪のホームゲーム観戦チケットも贈られたんやわ。
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堺市の区別では南区が30.8%(1,339匹)、北区が27.1%(1,182匹)と、市内の半数以上をこの2区で駆除していることがわかったんよ。これは市内でも特にサクラの植栽が多い地域で、被害が集中しているためやねん。
セレッソ大阪との取り組み
5月24日にヨドコウ桜スタジアムで開かれたセレッソ大阪の試合では啓発ブースを設置し、その場で27人が新規登録。さらに7月12日には大阪公立大学中百舌鳥キャンパスで駆除イベント「夏の陣」を開催し、セレッソ大阪OBの酒本憲幸さんと勝矢寿延さんが参加。45人が集まり61匹を駆除し、外来種問題について学ぶ講習会も行われたんやで。
市民への呼びかけ
堺市は、成虫を見つけた際はその場でただちに踏みつぶすなどして捕殺してください、また薬剤を使用すれば成虫に触れずに殺虫できます、と呼びかけているんやわ。
詳細な駆除方法等
クビアカツヤカミキリによる被害地域の拡大を防ぐためには、早期発見、早期防除が非常に重要やねん。詳細な駆除方法等については、薬剤等を使用した効果的な時期があるから以下の資料を参考にしてな。
堺市リーフレット(PDF:831KB)
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