堺市立共同浴場「布袋温泉」で基準値超えレジオネラ属菌
男性副浴槽の利用止めて原因調査と洗浄を進める対応になってるんよ
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男性副浴槽で基準超検出
堺市は、堺市立共同浴場「布袋温泉」の水質検査で基準値を上回るレジオネラ属菌が検出されたと発表したわ。検出されたのは男性風呂の副浴槽。市はこの男性副浴槽の使用を中止して、ほかの浴槽は通常どおり営業するとしてるんよ。現時点で健康被害の報告は入っていないとのこと。
検出された数値と市の基準
検査結果では、男性風呂の副浴槽からレジオネラ属菌が30CFU/100ml検出。堺市が公衆浴場法施行細則で定めている水質基準は10CFU/100ml未満やねん。男性風呂の主浴槽と、女性風呂の主浴槽・副浴槽は基準値未満やと報告されてるわ。
検査から公表までの経過
11月6日に堺市保健所生活衛生課が定期水質検査のために布袋温泉へ立ち入り、採水してるんよ。11月13日10時20分に生活衛生課から長寿支援課へ水質検査の速報が伝えられたんやわ。同日11時15分には、生活衛生課が指定管理者の株式会社ハウスビルシステムに詳細な検査結果を報告して現地確認を行ってるねん。
今後の対応
堺市は指定管理者に対して衛生管理の徹底を指示してるんよ。指定管理者はレジオネラ属菌の発生原因などを調査し、配管洗浄と再検査を行う対応になってるわ。男性風呂の副浴槽は消毒などの作業を行い、再検査で安全が確認できてから再開する方針やよ。
なお、布袋温泉では昨年2月にも基準値を上回るレジオネラ属菌が検出されて、女性風呂の副浴槽の営業を中止していた経緯があるねん。その際も配管洗浄や再検査を行う対応が取られてたんやわ。
施設情報
・施設名:堺市立共同浴場(布袋温泉)
・所在地:堺市堺区協和町2丁61-10(Googleマップはこちら)
・指定管理者:株式会社ハウスビルシステム
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