堺 アルフォンス・ミュシャ館で企画展「ミュシャが夢見たハーモニー」開催

12月6日から2026年3月29日まで。大型油彩画《ハーモニー》を中心に“調和”がテーマやねん

イベント

サカイタイムズ

11/19/2025

企画展「ミュシャが夢見たハーモニー」ポスター画像|堺 アルフォンス・ミュシャ館で2025年12月6日から開催|堺市のイベント情報ならサカイタイムズ
企画展「ミュシャが夢見たハーモニー」ポスター画像|堺 アルフォンス・ミュシャ館で2025年12月6日から開催|堺市のイベント情報ならサカイタイムズ
開催概要

堺 アルフォンス・ミュシャ館で、企画展「ミュシャが夢見たハーモニー」が12月6日(土)から2026年3月29日(日)まで開かれるんよ。館が持つ大型油彩画《ハーモニー》(1908年・油彩/カンヴァス)を中心に、作品に込められた「調和」の思想をテーマにした展示内容やねん。ミュシャが生涯をかけて表現した理想の世界を、モチーフや構図を通して紹介する構成になってるんよ。

展示の見どころ

19世紀末のパリでアール・ヌーヴォーを代表する画家として名を広めたミュシャは、女優サラ・ベルナールとの出会いで注目を集めた人やねん。華やかなポスター作品が有名やけど、祖国チェコの平和と独立を願った油彩画にも力を注いでたんよ。今回の展示では、象徴的なモチーフや色づかいに注目しながら、芸術家としての深い精神性を感じられる内容になってるわ。油彩画だけやなく、素描や装飾品も公開され、アール・ヌーヴォーの枠を超えた創作の幅を伝える展示になってるんよ。

堺とミュシャのつながり

堺 アルフォンス・ミュシャ館のコレクションは、株式会社ドイの創業者・土居君雄さん(1926〜1990年)が集めた作品を遺族が堺市に寄贈したのがはじまりやねん。現在はミュシャと関連作家の作品を合わせて約520点を所蔵していて、ポスター、油彩画、素描、宝飾品など多彩な分野を含んでるんよ。世界的にも珍しい体系的なコレクションとして評価され、堺の文化を支える重要な拠点になってるわ。

関連イベント

・ギャラリートーク(学芸員による展示解説)
 開催日:2025年12月14日(日)、2026年1月18日(日)、2月15日(日)、3月15日(日)
 時間:各日14時から(約40分)
 定員:各回先着20名程度
 参加費:無料(要観覧券)
 申込:当日受付(開始30分前から)

・ミュージアムコンサート
 開催日:2026年3月8日(日)
 時間:14時から(約1時間)
 出演:大阪芸術大学 演奏学科生によるアンサンブル
 会場:展示室内特設スペース
 定員:先着40名程度
 参加費:無料(要観覧券)

開催情報

・開催期間:2025年12月6日(土)〜2026年3月29日(日)
・開館時間:9時30分〜17時15分(入館は16時30分まで)
・休館日:月曜、年末年始、休日の翌平日(1月12日、2月9日、2月12日、2月23日は開館)
・会場:堺 アルフォンス・ミュシャ館(堺市立文化館)
・住所:堺市堺区田出井町1-2-200、ベルマージュ堺弐番館(Googleマップはこちら
・観覧料:一般510円、高校・大学生310円、小・中学生100円(20〜99人の団体は各100円引き)
・問い合わせ:堺 アルフォンス・ミュシャ館(電話072-222-7227

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