近大・泉ヶ丘の新キャンパスで

堺市南区の近畿大学病院は、令和7年（2025年）12月13日（土）に「世界糖尿病デー」にちなんだ健康啓発イベントを開くねん。会場は泉ケ丘駅前に11月に開設されたおおさかメディカルキャンパス。生活習慣病の早期発見と発症予防を目的とした取り組みで、患者と地域住民向けに実施される内容なんよ。血圧や血糖値の測定、食品モデルを使った栄養バランス診断など、体験形式で学ぶ機会になってるわ。

世界糖尿病デーと近大病院の取り組み

世界糖尿病デーは、1991年に世界保健機関と国際糖尿病連合が制定した記念日やねん。インスリンを発見したカナダの医師フレデリック・バンティングの誕生日である11月14日がその日にあたるんよ。近畿大学病院では、2015年から啓蒙活動として関連イベントを続けてきたわ。今回で9回目になり、泉ケ丘の新キャンパスでの開催なんよ。

測定体験の内容と実施体制

当日は、血圧や血糖値、体脂肪量、筋肉量などの数値を測定する企画が行われるねん。食品モデルを選んで栄養バランスを診断するコーナーも設けられるわ。運動機能と動脈硬化指数の測定は整理券制で、希望者多数の場合は対応できない可能性があるで。代謝内科や検査部、看護部など病院の複数部署が協力して運営する体制やわ。

ミニセミナーのプログラム

会場では医師や看護師、管理栄養士、薬剤師、理学療法士によるミニセミナーが順次行われる予定。世界糖尿病デーの説明や糖尿病の気づき方、食物繊維に関する話、薬に関する解説、運動習慣の効果など、専門職がそれぞれの立場から内容を伝える構成やわ。来場者が健康について考える機会として企画されてるんよ。

体験型企画（プログラム）

・10:00〜12:30　代謝内科・臨床検査部・看護部による「測ってわかるあなたの健康」
　血圧・血糖値・体脂肪量／筋肉量・運動機能※・動脈硬化指数※の測定
　※運動機能と動脈硬化指数の測定は整理券制。希望者多数の場合は測定不可の場合あり。

・10:00〜12:30　食品モデルを使った「あなたの栄養バランス診断」
　実物大の食品モデルを選んでセンサーに乗せて、栄養価と食事バランスを診断。

ミニセミナー（プログラム）

・10:00〜10:20　「“World Diabetes Day”って何？」
　講師：近畿大学病院 内分泌・代謝・糖尿病内科 医師 能宗伸輔

・10:20〜10:40　「糖尿病に気づくチャンス！検診や歯科で守る健康」
　講師：近畿大学病院 看護部 糖尿病看護認定看護師 中野恵理

・10:40〜11:00　「食後血糖を抑える秘訣～食物繊維編～」
　講師：近畿大学病院 栄養部 管理栄養士 仲哲平

・11:00〜11:20　「知っておきたい！糖尿病の薬について」
　講師：近畿大学病院 薬剤部 薬剤師 宇野清美

・11:20〜11:40　「運動習慣の効果について」
　講師：近畿大学病院 リハビリテーション部 理学療法士 脇野昌司

開催概要

イベントは午前10時から午後0時30分まで、多目的ホールで実施されるねん。対象は一般の方で、定員は100名やわ。入場無料で事前申込は不要なんよ。参加者はマスク着用が必要やで。　

開催情報

・日時：令和7年（2025年）12月13日（土）10:00〜12:30（受付9:30）
・会場：近畿大学おおさかメディカルキャンパス3号館3階 多目的ホール
・住所：堺市南区三原台1-14-1（Googleマップはこちら）
・対象：一般（定員100名・無料・申込不要）
・問い合わせ：近畿大学医学部 内分泌・代謝・糖尿病内科 072-288-7222（内線2041）
・公式サイト：https://www.med.kindai.ac.jp/

今月の堺市内のイベント一覧はこちら
https://sakai-times.com/event-calendar

※サカイタイムズでは堺市民にわかりやすいよう堺弁で書いています。 堺弁β版について