堺東瓦町公園周辺で再開発「検討」着手
準備組合が共同企業体を選定。基本計画作成の支援をするわ
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再開発検討の概要
堺市堺区の堺東エリアにある北瓦町一丁地区で、市街地再開発事業に向けた「検討」が進められているねん。対象は瓦町公園周辺ゾーンで、堺市が2024年7月に策定した「堺東エリアの市街地整備に向けた基本的な考え方」に基づく動きやわ。地元権利者で構成する準備組合が、事業化に向けた検討を行っている段階やわ。まだ現時点では、事業の実施や着工を決めたものではないで。
事業協力者の選定内容
検討に先立ち、準備組合は事業協力者を公募し、東急不動産株式会社を代表とする共同企業体を選定したわ。共同企業体には、三菱地所レジデンス株式会社と関電不動産開発株式会社が参画しているねん。今回の選定は、再開発に向けた基本計画の策定を支援するためのもの。事業化や工事の実施を確約するものではないとされているわ。
対象地区の位置と条件
北瓦町一丁地区は、南海高野線・堺東駅から徒歩約4分の場所に位置。区域面積は約1.0haで、用途地域は商業地域に指定されているんよ。防火地域や都市再生緊急整備地域にも指定されていて、立地適正化計画では都市機能誘導区域と居住誘導区域に含まれるで。地区内には瓦町公園や地下自転車駐車場などの既存施設があるわ。
検討されている土地利用
事業者側の資料では、商業施設や住宅、広場などを含む土地利用計画の検討が示されているわ。商業機能、居住機能、交流空間の導入が検討項目として挙げられているんよ。また、歩行者動線の整理や、駐車・駐輪機能の整備など、交通環境に関する検討内容も記載されているで。いずれも基本計画段階での検討事項とされているわ。
示されている工程案
今後の工程案として複数年度にわたる流れが示されているわ。2026年度に都市計画決定、2027年度に組合設立認可、2028年度に権利変換計画認可、2029年度に明渡しおよび工事着手といった工程が挙げられているねん。その後に組合解散とする案も示されているで。ただし、これらは現時点での案にとどまり、事業化や実施を確約するものではないと明記されているわ。
堺東エリア整備の流れ
堺市ではこれまで、堺東エリアの市街地整備に関する構想や検討を段階的に示してきたわ。今回の事業協力者選定も、その流れの中で位置付けられる取り組みの一つやねん。市と地元権利者が連携しながら、基本計画の検討が進められている状況やで。上記画像の「堺東エリアの市街地整備に向けた基本的な考え方(2024年7月策定)」で堺東銀座商店街あたりは「賑わいの波及」と書かれているわ。
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