堺市基本計画2025の進捗状況が公表されたで
1年で5千人生まれて1万人亡くなってはる状況や
政治・行政地元ニュース


堺市は、市の将来像を示す「堺市基本計画2025」の進捗状況を公表したで。この計画は、2025年度までに達成すべき目標を決めて、いろんな分野で施策を進めてるもんや。今回の報告では、人口や健康、経済、観光、防災なんかの状況が示されて、一部の目標は達成がむずかしいことも分かったで。
目標と途中経過
人口と暮らしの状況
目標(2025年):78.4万人以上の人口を維持すること
途中経過(2025年1月時点):80.6万人(目標を上回ってる)
出生数が減って(5,032人)、死亡数が増えてる(10,666人) から、人口の自然減が進んでるで。
健康と医療
目標(2030年):健康寿命を延ばす(男性74.0年、女性77.0年)
途中経過(2019年):男性72.82年、女性74.46年
健康寿命はちょっとずつ伸びてるけど、全国平均よりはまだ低い。高齢者の健康維持が課題やな。
目標(2025年):かかりつけ医がおる高齢者の割合90%
途中経過(2022年):82.9%
もうちょっと増やしていかんとあかん状況やな。
地域経済と仕事
目標(2030年):1人あたりの経済生産性(付加価値額)539万円
途中経過(2021年):508万円
これは、事業従事者1人がどれだけの経済価値を生み出してるか っていう指標やで。高いほど地域の経済が元気で、給料や雇用の向上にもつながるんやけど、ちょっと足りてへんな。
目標(2025年):イノベーション創出100件
途中経過(2021~2023年度):56件
新しいビジネスや企業の支援が、まだまだ足りてへん感じやな。
観光と文化
目標(2025年):大仙公園エリアの来訪者数60万人
途中経過(2023年):21.1万人(大幅に届いてへん)
世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」にもっと人を呼ぶ工夫が必要やな。
目標(2025年):環濠エリアの来訪者数300万人
途中経過(2023年):184.4万人
目標にはまだ遠いけど、もうちょい頑張ったら届くかもしれへん。観光環境の整備がカギになるな。
防災と安全
目標(2025年):堺東駅・堺駅の乗降客数45,000人/日
途中経過(2023年):40,877人/日
もうちょい増やすには、都市開発や公共交通の便利さを向上させなあかんで。
目標(2025年):大阪重点犯罪認知件数900件以下
途中経過(2023年):1,018件
犯罪の件数は減ってきてるけど、まだまだ多いんで、防犯対策をもっと強化せんとあかんな。
これからの課題と対策
今回の進捗状況から、いろんな目標が順調に進んでる一方で、観光客の伸び悩み、企業支援の遅れ、学力向上の課題 なんかも見えてきたで。
特に、大仙公園エリアの来訪者数が目標の1/3以下しかないことや、学力が全国平均を下回ってること は、しっかり対策せなあかんところやな。
行政手続きのオンライン化やスポーツ習慣者の増加なんかはええ感じに進んでるみたいやし、市のデジタル化や健康促進の施策は成果が出てるみたいやで。
堺市は、計画の進捗を毎年チェックして、必要に応じて見直していく方針を出してる。サカイタイムズでは、今後も市の取り組みをしっかり追いかけて、市民にとって大事な情報を伝えていくで。
※サカイタイムズでは堺市民にわかりやすいように堺弁で書いています。堺弁β版について