藤本荘太郎と井上関右衛門の交流を紹介
堺市は10月7日から12月7日まで、鉄炮鍛冶屋敷(堺区北旅籠町西)で企画展「堺緞通と鉄炮-『緞通王』藤本荘太郎と井上関右衛門-」を開催するんよ。国内外の博覧会への出品を通じ、堺緞通を堺の代表産業へと成長させた藤本荘太郎と、親戚に当たる井上家第11代当主・関右衛門壽次(ひさつぐ)の交流を紹介するわ。
会場は、全国で唯一残る江戸時代の鉄炮鍛冶の作業場兼住居。関右衛門壽次は「最後の堺鉄炮鍛冶」とされる人物やで。
ミュシャの絵を原画にした緞通を特別展示
展示は、井上家と藤本家のつながり、藤本荘太郎、井上家と博覧会を取り上げる3章で構成。1879年の「堺緞氈受取状」、明治時代の堺緞通(摺込緞通)、1895年ごろの「第4回内国勧業博覧会出品解説書」などを展示するんよ。
特別展示では、大阪・関西万博に出展されたアルフォンス・ミュシャの油絵「クオ・ヴァディス」を原画とした堺緞通を紹介。鉄炮鍛冶屋敷の奥座敷で、初めて実際に敷いた状態で展示するわ。
学芸員によるミニ講座と展示解説
10月31日は、文化財課学芸員が藤本荘太郎と井上関右衛門の交流についてミニ講座を開催。10月10日、11月22日、12月6日には、館内を巡りながら展示資料を解説するで。いずれも参加費は無料で、別途入館料が必要となるわ。
- ミニ講座:10月31日(土)14:00~15:00
- ミニ講座定員:先着35人、事前申込制
- 申込:10月7日10:00から、電話またはFAXで氏名・電話番号を伝える。定員に達し次第終了
- 申込先:鉄炮鍛冶屋敷、電話・FAX共通072-228-1501
- 展示解説:10月10日(土)、11月22日(日)、12月6日(日)、各日10:30~11:00/13:30~14:00
- 展示解説定員:各回先着15人。当日10:00から受付で整理券を配付
山口家住宅でも展示と製織実演
町家歴史館 山口家住宅では、同じ期間に「堺緞通と織機」を開催するんよ。小型織機や昭和時代の堺緞通、解説パネルなどを展示するわ。
10月10日、11月22日、12月6日には、堺式手織緞通技術保存協会による製織実演を実施。来館者も交代で緞通の製織を体験できるで。展示・実演ともに参加費は無料で、別途入館料が必要となるわ。
- 会場:町家歴史館 山口家住宅(堺市堺区錦之町東1-2-31)
- 製織実演:各日10:30~12:30/13:30~15:30
- 学芸員による解説:各日11:30から/14:30から、各30分程度
- 入館料:200円(20人以上の団体160円)
- アクセス:阪堺線「綾ノ町」停留場から南東へ約200m
開催概要
- 企画展名:堺緞通と鉄炮-「緞通王」藤本荘太郎と井上関右衛門-
- 期間:2026年10月7日(水)~12月7日(月)
- 会場:鉄炮鍛冶屋敷(町家歴史館 井上関右衛門家住宅)
- 住所:堺市堺区北旅籠町西1丁3-22
- 開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
- 休館日:火曜日(祝・休日の場合は翌平日)。山口家住宅も同じ
- 入館料:500円(20人以上の団体400円)
- 2館共通券:600円(20人以上の団体480円)
- 無料対象:両館とも中学生以下、堺市内在住の65歳以上、障害のある人とその介護者。障害者手帳等の証明書の提示が必要
- アクセス:阪堺線「高須神社」停留場から西へ300m、南海本線「七道」駅から東へ300m
詳細は堺市の企画展案内ページへ。
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