堺市博物館 令和7年度の展覧会スケジュール

鉄炮から工芸、竹細工まで堺ゆかりの文化がパンパンやで

どこ行こ

4/17/2025

令和7年3月~令和8年3月/堺市博物館(堺区百舌鳥夕雲町)
堺市博物館(大仙公園内)が、令和7年度の展覧会スケジュールを発表したで。今年も堺ならではの歴史と文化に触れられる内容が盛りだくさんやねん。開催される主な展示を詳しく紹介するで。

3月8日(土)~5月11日(日)
企画展「井上関右衛門家文書の世界-堺鉄炮の生産・販売・技術-」
堺は昔から鉄炮づくりが盛んやったんやけど、その中心的な存在やった「井上関右衛門家」に伝わる約23,000点の文書をもとに、堺の鉄炮生産の実態を紹介する企画展やで。取引の記録や技術に関する記述など、貴重な史料が展示される予定なんや。

5月20日(火)~7月13日(日)
企画展「堺の技と美-工芸を彩るレッド&ブルー-」
ものづくりの中でも大事な「色」に注目して、特に赤と青という印象的な色彩を使った堺の工芸品を集めた展示やで。大阪・関西万博のテーマカラーにもなってるこの2色を通じて、堺のデザインや表現の魅力を伝える内容になってるんや。

7月19日(土)~9月7日(日)
企画展「堺のたからもん-金で魅せる・黒を愛でる-(仮称)」
堺市博物館が開館してから集めてきたコレクションの中から、金色黒色に注目した品々を紹介するで。きらびやかな金と、落ち着いた黒の対比が美しい「たからもん(宝物)」の展示で、色に着目したシリーズ展の第2弾やねん。

9月20日(土)~11月3日(月・祝)
特別展「第27回堺市所蔵美術作品展 堺の竹工芸家たち-前田竹房斎と田辺竹雲斎-(仮称)」
堺では明治時代に竹工芸が花開いて、前田竹房斎田辺竹雲斎という2人の名匠が活躍してたんや。本展ではその作品を中心に、歴代の前田家・田辺家による作品、さらに現代でも活躍中の四代田辺竹雲斎氏の作品も紹介されるで。堺の竹文化の奥深さに触れられる内容やわ。

11月4日(火)~令和8年3月31日(火)
設備改修工事のため休館予定
年末から年度末にかけては館内の改修工事が予定されてるから、展示はお休みになるで。行く予定のある人は、事前に公式HPで確認しといてな。

そのほかの催し情報

学芸員サンデートーク
開催期間:4月13日(日)~11月2日(日)
毎週日曜日の11:30~12:00に、学芸員さんが展示品について解説してくれるで。見どころを知ったうえで観ると、より楽しめるかもしれへんね。

重要文化財「観音菩薩立像」の展示
展示期間:5月20日(火)~11月3日(月・祝)
ふだんはなかなかお目にかかれへん重要文化財「観音菩薩立像」が、この期間中は常設展示として見られる予定やで。

観覧料(通常展)
・一般:200円(160円)
・高校・大学生:100円(70円)
・小・中学生:50円(30円)
※堺市在住・在学の小中学生、堺市在住の65歳以上・障害のある方は無料(要証明書)
※特別展開催期間中は料金が変わることがあるで

アクセス
・JR阪和線「百舌鳥」駅から徒歩約500m
・南海高野線「堺東」駅から南海バス「堺市博物館前」下車すぐ
・駐車場:大仙公園第3駐車場(仁徳天皇陵古墳東南・有料)
Googleマップはこちら

詳しくは堺市博物館のHPもチェックしてな:
https://www.city.sakai.lg.jp/kanko/hakubutsukan

※サカイタイムズでは堺市民にわかりやすいよう堺弁で書いています。 堺弁β版について

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