堺市で不登校×メタバース実証 10月22日開始

大阪公立大学と協力して交流や学びを広げるんやわ

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サカイタイムズ

10/21/2025

VRゴーグルとヘッドセットを着けた人がノートパソコンでメタバース上の教室画面を見ているイメージ画像|堺市のニュースならサカイタイムズ
VRゴーグルとヘッドセットを着けた人がノートパソコンでメタバース上の教室画面を見ているイメージ画像|堺市のニュースならサカイタイムズ
メタバース活用の新しい支援

堺市は、不登校児童生徒の多様な状況に対応するため、大阪公立大学と連携して、メタバース空間を活用した実証事業を始めるんやわ。参加を希望する児童生徒が、仮想空間の中で学習支援や交流イベントに取り組めるようにして、安心して過ごせる新たな居場所づくりをめざしてるねん。この実証は「大阪公立大学協創推進事業」の一環として行われるんやで。

期間と場所

事業期間は令和7年10月22日(水)から令和9年3月下旬までの予定(期間は変更の可能性あり)。実施場所は堺市立月州中学校と、教育支援教室スプリングポート(堺市堺区錦之町西2丁2-34)やわ。スプリングポートは堺市が運営する不登校児童生徒のための学校外の居場所で、自習やゲーム、表現活動などを通じて社会的自立や学校復帰の支援を行ってるねん(市内4か所)。

対象と内容

対象は、堺市立月州中学校に在籍する中学1〜3年生と、スプリングポートに通室している小学4年〜中学3年の児童生徒。希望者とその保護者に意向を確認した上で参加者が決まるんよ。実施は、月州中学校で週1回(年約50回)、スプリングポートで月1回(年約12回)を予定してるんやわ。メタバース空間では、個別学習支援や交流、イベント・ゲーム・工作・実験などを通じたコミュニケーション機会を提供する予定。内容によっては参加人数を調整することもあるんよ。

大阪公立大学との連携

この事業は、行政課題の解決やイノベーションの創出をめざす大阪公立大学協創推進事業の一環なんやわ。堺市と大阪公立大学大学院現代システム科学研究科・東根研究室が協力して取り組む計画になってるねん。

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