大仙公園「ガス気球」21日間で5,365人搭乗
3者から堺市のガス気球関連活性化のための寄付もされたんよ
堺のニュース


21日間で延べ5,365人が搭乗
大仙公園でガス気球を運営しているアドバンス株式会社(兵庫県豊岡市)によると、係留式ヘリウム気球「おおさか堺バルーン」は、2025年10月4日の開始から10月31日までの21日間で延べ5,365人が搭乗したんやわ。1日あたりの最多は10月30日の476人やったんよ。年間搭乗者数の目標は6万人。
利用動向(予約者データより)
■広域からの集客を確認
予約者データによる居住地分析では、堺市民が約45%、市外が約55%を占めてるんよ。
【地域別来訪者内訳】
・堺市内:約45%
・大阪府内(堺市外):約29%
・近畿圏(大阪府外):約15%
・首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉):約3%
・その他国内地域:約5%
・その他・海外:約3%
■幅広い世代に利用が広がる
利用者は0歳から70歳以上まで幅広く、特にファミリー層とシニア層の利用が目立つんよ。
【年齢層別内訳】
・30代以下:27%(若年層・ファミリー層)
・40代~50代:35%
・60代以上:39%(アクティブシニア層)
百舌鳥・古市古墳群を上空から望む
気球は公園内のどら池南側に設置されていて、地上約100メートルから世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」を眺められるんよ。ヘリウムガスを使い、動力を持たない係留式の仕組みで浮上する形なんやわ。また、エンジンを使わないため騒音が少なく、二酸化炭素を排出しない構造なんよ。運行は天候によって制限され、風速13メートル毎秒以上や1時間雨量4ミリ以上のときは運休になるんやわ。
利用情報(おおさか堺バルーン)
事業名:おおさか堺バルーン
運営会社:アドバンス株式会社(クロスプロジェクトグループ)
所在地:堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁(大仙公園内 どら池南側)
運行開始日:2025年10月6日
営業時間:10:00~18:00(1回約15分)
定休日:原則年中無休(気象条件により運休あり)
搭乗人数:1回あたり約15人(天候により変動)
利用料金:
・一般大人 4,200円(Web割4,000円)
・一般子ども 3,000円(Web割2,800円)
・堺市民大人 3,200円
・堺市民子ども 2,200円
・障害者料金(子ども含む)3,600円(堺市民の場合は堺市民料金を適用)
・3歳未満無料
公式サイト:https://osaka-sakai-balloon.com/
予約方法:オンライン予約(前日15時まで)または現地購入
運行情報確認:TEL 050-1722-4848(1番で24時間自動案内)
寄附による観光活性化事業の支援
なお、堺市は、「ガス気球を活用した堺観光活性化事業」への支援として、葛村和正さん、ダイネツ商事株式会社、株式会社三翠社の3者から、それぞれ100万円の寄附を受けたんやわ。11月10日(月)に堺市役所本館で感謝状の贈呈式が行われる予定。この事業は、ガス気球の運行を契機に、世界遺産の魅力発信や市内ツアーの造成などを通じて観光振興と地域経済の活性化を図る取組なんやで。
関連ニュース:大仙公園で10月4日からガス気球運行開始 予約制度にずれ
今月の堺市内のイベント一覧はこちら
https://sakai-times.com/event-calendar
※サカイタイムズでは堺市民にわかりやすいよう堺弁で書いています。 堺弁β版について


