堺市消防局 AI救急支援の実証開始
救急ワークステーションで教育機能とAI活用を検証してるわ
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救急教育拠点でAI活用の実証
堺市消防局救急部救急ワークステーションは、SHANRI株式会社と連携し、公民連携実証プロジェクトの一環として「AI活用による傷病者対応支援」の実証を実施しているんよ。ICTを活用した救急搬送時の情報共有高度化に向けた取組の中で、救急隊員と傷病者のコミュニケーションに焦点を当てた実証として位置づけられているんやわ。
ICT(情報通信技術)は、通信やデータ処理を活用して情報を共有・活用する仕組みのこと。本取組では、救急現場の会話や情報をデジタル化し、整理・共有に活用するんよ。
救急ワークステーションの教育機能
救急ワークステーションは堺市立総合医療センターに隣接し、医療機関と連携しながら現場活動と教育・検証機能を一体的に担う拠点。実践を通じた検証と高度化を継続的に行う環境を備えており、今回の実証も教育機能を活用した取組として実施されているんやわ。
AIによる救急対応支援の仕組み
本取組では、傷病者と救急隊員の会話をAIが支援し、情報の整理と可視化を行うことで有効性を検証。実証はシミュレーション訓練等で実施されるねん。
・会話支援機能:話者分離と書き起こしにより会話内容を記録・可視化
・ハイリスク症候検出機能:発話内容から症状や状態を解析し重要情報の見落とし防止
・SBAR要約・AI読み上げ機能:収集情報を要約し医療機関への伝達を標準化
教育分野でのAI活用検証
教育機能の一環として、AIを用いた振り返りや評価の活用も検証するんよ。
・適切な質疑応答の評価:症状に応じた質問内容を分析し振り返りを支援
・コミュニケーション要約・評価:対話内容の整理と伝達の明確性を評価
・お薬手帳OCR機能:服薬情報を読み取り、情報確認の精度向上を支援
救急現場で求められる対応
救急現場では、限られた時間で緊急度・重症度を判断しながら、市民への説明や対応も求められるんよ。
・接遇や言葉遣いへの配慮
・処置や判断内容に関する説明
・安心感を高めるコミュニケーション
・救急活動体制への理解促進
これらを同時に実践することが求められているんやわ。
AI活用の位置づけと今後
本取組では、AIを判断の代替ではなく補助的手段として位置づけ、判断支援やコミュニケーションの振り返りを教育・研修へ還元することで、救急隊員の水準の均てん化と質の向上を図るとしているんよ。
※本実証全体の成果は別途公表予定としている。
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