堺で在留フィリピン人を支える山口プリンセスジェーン ロンキリョさん
介護職と交流協会の活動を両立し、通訳や手続き支援で延べ100人以上の相談に向き合う
インタビュー・特集


今週の堺人(サカイビト)Vol.8
在留フィリピン人の相談支援を続ける
堺市のフィリピン国籍の住民を10年の流れでみると、平成28年2月末は738人、令和3年2月末は933人、令和8年2月末は1,287人。同じ東南アジアのインドネシアやベトナム国籍はこの間に大きく増えており、フィリピン国籍はそれらと比べて急増ではないものの、5年ごとの比較で増えている。
(資料:堺市の国籍・地域別人口、住民基本台帳)
堺市中区で暮らす山口プリンセスジェーン ロンキリョさんは、介護職として働きながら、堺フィリピン交流協会の代表として在留フィリピン人の支援を続けている。
画像:フィリピン人コミュニティーの集まりでの山口プリンセスジェーンさん(中央)
プロフィール
氏名:山口プリンセスジェーン ロンキリョ
年代:1990年代
職業:介護職・堺フィリピン交流協会代表
居住地:堺市中区
堺市居住歴:2016年3月来日
Q1
これまで、どんな仕事をしてきましたか?
フィリピンでは2015年から2016年までの1年間、学校の先生をしていました。日本に来てからは食品加工工場で3年働き、今はデイサービスで介護の仕事を5年続けています。
それと並行して、堺フィリピン交流協会の活動もボランティアで続けています。
Q2
いまの生活の中で「自分らしい日常だ」と感じる場面とは?
在留フィリピン人の生活における困りごとの援助をしている時です。通訳や各種手続き、求職活動などの支援に関わっている時に、自分らしい日常だと感じます。これまで延べ100人以上の相談に乗り、現在も平均すると月に5人から10人ほどの相談や手続きに対応しています。
Q3
堺で暮らしてきた中で「ここで生きてきた実感がある」と感じる場面とは?
堺フィリピン交流協会の活動を通して、いろいろな人とのつながりができた時です。活動を通じて知り合った人たちとの関係の中で、ここで生きてきた実感があります。


Q4
人生の中で「大きな転機だった」と感じている出来事とは?
結婚して来日し、子どもにも恵まれたことです。自分の人生の中では、それが大きな転機だったと感じています。
Q5
これからの人生について、現時点で考えていること。
堺市とフィリピンのマンダルヨン市の交流を深めていきたいです。堺市において、フィリピン人がもっと働きやすい環境が整うよう、これからも活動を継続していきたいと思っています。
補足:フィリピンのマンダルヨン市はマニラ首都圏にある市。堺とフィリピンのつながりは民間だけではなく、昨年12月16日の堺市長日程には、堺市議会日本・フィリピン交流推進議員連盟が、マンダルヨン市長からの親書を堺市長に手渡した記載がある。
記事:笹野 大輔
その人の言葉は、その人の時間そのもの。サカイタイムズは、堺で生きる人の記録をこれからも残していく。
※サカイタイムズでは地元をもっと身近にするため堺市の「いま」を堺弁で伝えています(編集方針について)


