少子化と志願者減で堺高校が学科再編へ

令和10年度から一部学科を募集停止し、名称も変わるんやわ

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堺市内在住の15歳までの人口グラフ

令和10年度から学科再編へ

堺市教育委員会事務局は、堺市立堺高等学校の今後のあり方を示す「学校改革の実施計画」をまとめたんやわ。

計画では、令和10年度から堺高校の学科を再編する予定。少子化や公立高校志願者数の減少を受け、全日制と定時制の一部学科を募集停止し、学科名も学習内容がわかりやすい名称に変更するんよ。

今回の再編では、全日制は1学年5学級程度、定時制は1学年1学級程度に編制する方向が示されてるんやで。

全日制は4学科から3学科へ

全日制の課程では、現在の4学科から3学科へ再編。

・サイエンス創造科
令和10年度から募集停止

・機械材料創造科
令和10年度から「機械工学科」に変更

・建築インテリア創造科
令和10年度から「建築インテリア科」に変更

・マネジメント創造科
令和10年度から「ビジネス情報科」に変更

新しい機械工学科では、機械工学や材料工学を基盤に、ものづくりの実践的な知識や技能、情報技術について学ぶんやわ。

建築インテリア科では、住環境や空間デザインに関する知識・技術を学ぶんよ。ビジネス情報科では、流通・販売・経営などのビジネス分野と、データ分析などの情報技術を学ぶ学科やねん。

定時制は2学科へ整理

定時制の課程では、マネジメント創造科を募集停止し、機械工学科と建築インテリア科に整理するんやわ。

・機械自動車創造科
令和10年度から「機械工学科」に変更

・建築創造科
令和10年度から「建築インテリア科」に変更

・マネジメント創造科
令和10年度から募集停止

定時制の機械工学科では、現行の自動車コースの学びを継承するんよ。建築インテリア科では、建築とインテリア分野の専門的な知識や技能を学ぶんやで。

背景に少子化と志願者減

今回の再編の背景には、少子化と公立高校志願者数の減少があるんやわ。

資料では、全国の15歳人口が令和5年の約108万人から、令和20年には約74万人になる見込みとされてるんよ。大阪府内の公立中学校卒業者数も、平成28年度の7万4,849人から令和13年度には6万970人まで減る推計になってるんやわ。

堺市内でも中学校卒業者数の減少が見込まれてるんやで。令和6年度の堺市中学校卒業者数は6,480人で、令和13年度には5,530人になる推計やわ。

こうした生徒数の減少を受け、堺高校では学級数の適正化と学科再編が必要と整理されてるんよ。

全国の15歳人口の推移グラフ
文部科学省・高等学校教育の在り方ワーキンググループ審議まとめ 参考資料集(1-3)

堺市内在住の子どもも減少傾向

堺市の年齢別人口統計でも、子どもの数は年齢が下がるほど少なくなってるんやわ。

令和8年4月末現在、堺市内在住の15歳以下の人口を5歳刻みで見ると、次の通り。

・15歳
7,363人

・10歳
6,594人

・5歳
5,623人

・0歳
4,870人

再編が予定される令和10年度の高校入学期に近い世代を見ると、令和8年4月末現在の14歳は7,261人、13歳は7,120人やねん。転入・転出などによる変動はあるものの、一学年の母数が大きく増える状況ではないんよ。

堺高校の実施計画では、令和10年度の堺市中学校卒業者数を5,700人と推計。令和6年度の6,480人から780人少ない見込みで、堺高校の再編は全国的な少子化だけでなく、堺市内在住の子どもの減少とも結びつく動きやで。

令和8年度の全日制は定員割れ

堺高校の全日制は、令和8年度の第一志望の志願者数が、全体で定員240人に対して201人となってるんよ。全学科で定員割れで、競争率は0.84倍やったんやわ。

令和8年度の全日制の学科別状況は次の通り。

・サイエンス創造科
定員40人、第一志望の志願者数19人

・機械材料創造科
定員80人、第一志望の志願者数76人

・建築インテリア創造科
定員40人、第一志望の志願者数39人

・マネジメント創造科
定員80人、第一志望の志願者数67人

募集停止となるサイエンス創造科は、定員40人に対して第一志望の志願者数が19人にとどまってるねん。

定時制も志願者数が少ない

定時制も再編の対象になるんよ。令和8年度の定時制全体では、定員70人に対して第一志望の志願者数は19人。競争率は0.27倍やったんやわ。

令和8年度の定時制の学科別状況は次の通り。

・機械自動車創造科・建築創造科
定員35人、第一志望の志願者数13人

・マネジメント創造科
定員35人、第一志望の志願者数6人

定時制では、マネジメント創造科が募集停止となるんよ。一方で、資料では定時制を「学びのセーフティーネット」と位置づけ、学び直しや再チャレンジ、不登校や中途退学などに対応する方向も示してるんやわ。

キャリア教育やソーシャルスキルトレーニング、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、サポートルームでの個別支援などを通じ、生徒の状況に応じた支援体制を充実させるとしてるんやで。

専門高校として再整理

市教委は今回の改革で、堺高校を「真に選ばれる高校」へ進化させるとしてるんよ。

ただし、計画の中心は、少子化と志願者減を受けた学校規模の見直しと、専門高校としての学科再編やねん。学科名は、学ぶ内容が外から見てわかりやすいよう、日本語名と英語名、略語を設定するんやわ。

全日制では、学科横断的プロジェクト学習、情報技術をベースにした学び、国際理解教育を共通の柱にするんよ。資料では、生成AIやデータサイエンス、堺高校版STEAM教育、アントレプレナーシップ教育なども盛り込まれてるんやで。

堺高校は、令和5年度からワーキンググループで課題を整理し、令和7年度にはカリキュラムや総合的な探究の時間について検討を進めてきたんやわ。令和8年度以降は、大阪府との協議や学則改訂、PTA・関係団体への説明などを進め、令和10年度に新学科の1年生が入学する予定やで。

出典
堺市・本編_堺高校のあり方【学校改革の実施計画】
堺市・全市・区域別年齢別人口令和8年4月末現在
文部科学省・高等学校教育の在り方ワーキンググループ審議まとめ 参考資料集(1-3)

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