3者が基本協定を締結
堺市南区高倉台三丁の府営高倉台センター住宅活用地で進めるゼロエネルギータウン創出事業をめぐり、大阪府、堺市、フジ住宅株式会社の3者が「高倉台センター住宅活用地 高性能ZEH供給事業に関する基本協定書」を締結したわ。
今回の協定により、府営住宅活用地を使った高性能ZEHの戸建て住宅20戸の整備が具体的に動き出すで。大阪府が脱炭素化に寄与することなどを条件に開発事業者を公募し、落札事業者がフジ住宅株式会社に決まったで。
計画では、令和10年度末までに、街区全体で戸建て住宅20戸を整備する予定。所在地は堺市南区高倉台三丁2番63、2番64で、面積は約3,100平方メートルとなっているわ。
高倉台に20戸を整備予定
計画では、令和10年度末までに、街区全体で戸建て住宅20戸を整備する予定。所在地は堺市南区高倉台三丁2番63、2番64で、面積は約3,100平方メートルやで。
高性能ZEHの住宅に
今回整備される戸建て住宅は、ZEHの要件を満たしたうえで、さらに高い性能を持つ「高性能ZEH」とすることが求められているねん。
ZEHは、断熱性能を高め、省エネ設備や再生可能エネルギーを導入することで、年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロにすることをめざす住宅のこと。今回の事業では、ZEH水準を上回る断熱性能を確保し、太陽光発電設備に加えて、蓄電池またはV2H充放電設備を設置するで。太陽光発電設備は容量3.0kW以上、蓄電池は容量4.0kWh以上が要件。
泉北ニュータウンの脱炭素化へ
この場所は、国の脱炭素先行地域に選定された泉北ニュータウンエリア内にあるねん。堺市は「堺エネルギー地産地消プロジェクト」の取組の1つとして、大阪府と連携し、府営住宅活用地でゼロエネルギータウンの創出を進めているわ。
同プロジェクトの概要資料では、泉北ニュータウンエリアで、府営住宅の建替などにより生まれる活用地を使い、戸建住宅180戸、集合住宅300戸を高性能住宅化する方針が示されているで。今回の高倉台の20戸は、その取組の一部として位置づけられるわ。
府営住宅の再編に伴って生まれた土地を活用し、新たな住宅供給と脱炭素のまちづくりを同時に進める形になるねん。
モデルハウスや効果検証も
基本協定では、事業者がZEHの普及啓発に協力することも定められているわ。戸建て住宅の建設に先行してモデルハウスを整備するなど、高性能ZEHを体験できる体制を整えるで。
また、住宅の居住開始後は、ZEHの達成状況や省エネルギー効果、CO2削減効果などを計測・検証し、大阪府と堺市に報告。大阪府と堺市は、得られた検証結果をZEHの普及啓発に活用するねん。
高倉台の府営住宅活用地では、3者による協定締結を受け、電気をつくり、ため、使う住宅地としての整備が進められるわ。
出典:堺市「府営高倉台センター住宅活用地におけるゼロエネルギータウン創出事業について」、大阪府「高倉台センター住宅活用地における高性能ZEH供給事業」、高倉台センター住宅活用地 高性能ZEH供給事業に関する基本協定書、環境省「堺市:堺エネルギー地産地消プロジェクト」概要資料
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