個人情報が漏えいのおそれ
堺市は10月14日、避難情報等一括配信システムと職員招集システムのサービス提供事業者である株式会社アルカディアで、第三者による不正アクセスがあり、登録者の個人情報が漏えいしたおそれがあると発表したんよ。
市民の登録情報886件と、市職員の登録情報7,064件が対象。漏えいの有無や範囲は事業者が調査しており、実際の漏えいが確認されたという発表ではないわ。
市民分はメール・電話・FAXで防災情報を受け取る登録者
市民分の対象は「避難情報等一括配信システム」の登録情報なんよ。市は、登録者に気象情報や避難情報等をメール・電話・FAXで一括配信するシステムと説明しているわ。
登録件数は10月14日現在で886件。登録情報として、氏名、住所、電話番号、FAX番号、メールアドレスを挙げているで。市ホームページでは、登録状況によって漏えいのおそれがある情報は異なるとしている。
一方、報道提供資料と市ホームページには、市民が登録する際の案内名称や、登録用メールアドレス、申込ページなどは記載されていないねん。メール・電話・FAXそれぞれの登録件数の内訳も示されていないわ。
このため、今回の2つの資料からは、どの登録先に申し込んだ人が886件に含まれるのか、自分が利用しているサービスが対象なのかまでは判断できへんで。
市職員分は災害対応の連絡・参集指示に使用
市職員分の対象は「職員招集システム」の登録情報7,064件。気象情報や避難情報、避難所開設指示などの災害対応に関する連絡や、震度6弱以上の地震発生時の参集指示をメールで一括配信するねん。登録情報は氏名、電話番号、メールアドレスとしているわ。
漏えいの有無・範囲は調査中 市は個別に注意喚起へ
市の発表によると、事業者は10月11日午後4時30分に不正アクセスによる個人情報漏えいの可能性を確認。12日午前3時頃に侵入経路を遮断し、影響範囲の調査を始めたんよ。堺市は13日午後2時13分、事業者からの連絡で事案を把握したわ。
市は、登録者にメール・FAX・電話で個別に注意喚起するとしている。また、不審なメールやSMSのURLにアクセスせず、添付ファイルを開かないこと、口座番号や暗証番号、パスワードなどを求められても回答しないことを呼びかけているで。
アルカディアは複数サービスへの不正アクセスを公表 停止していたサービスは復旧
アルカディアは、自社が運営する「SpeeCAN RAIDEN」で不正アクセスがあり、個人情報が漏えいした可能性があると公表しているんよ。漏えいのおそれがある情報として、連絡先の名前、メールアドレス、電話・FAX番号、担当者・契約情報、保存された配信本文の内容を挙げたわ。
同社が示した最大件数の推定値は、メールアドレス約313万6,000件、電話番号約10万5,000件、FAX番号約1万5,000件。これらは同社サービス全体について公表された数値で、堺市の件数ではなく、実際に漏えいしたと確認された件数でもないで。
10月14日の続報では、「NET119」と「119RAIDEN」にも不正アクセスの形跡があり、個人情報が漏えいした可能性があると発表した。一方、映像通報については、同日時点で漏えいの可能性はないとしているわ。
10月15日午後5時50分の発表では、緊急停止していた「SpeeCAN RAIDEN」の一部サーバーと「ライデン・スクール」の一部サーバーが、同日午後3時頃に復旧したと報告。侵入経路を遮断し、システム内に不正なプログラムがないことを確認したとしているが、情報漏えいの範囲は引き続き調査しているで。
同社の発表にも、堺市民886件に対応する具体的な登録先の説明はない。
出典:堺市の発表、アルカディアの発表(10月15日午後5時50分更新)
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