堺市、スタートアップ実証4者を採択 声解析AIや涙液検査、マルシェDXなど

全国52件から選定、堺市内で社会課題解決につながる実証に取り組むわ

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堺市スタートアップ実証推進事業の告知画像

全国52件から4者を選定

堺市は8月12日、令和8年度「堺市スタートアップ実証推進事業」の支援対象者4者を決定したと発表したんよ。

同事業は、イノベーションの創出や社会課題の解決、市民生活の質の向上などにつながる新しいビジネスアイデアを募集し、堺市内を実証フィールドとして事業化を支援するもの。今回は全国から52件の応募があり、株式会社アドダイス、株式会社TearExo、株式会社FELLOW ALL-PRODUCTS、mimamoの4者が選ばれたわ。

このうちFELLOW ALL-PRODUCTSとmimamoは堺市堺区に拠点を置いてるねん。アドダイスは東京都千代田区、TearExoは兵庫県神戸市に所在するで。

最大100万円、実証場所や企業とのマッチングも

採択された4者に対し、堺市は実証事業に必要な経費の一部を補助するんよ。

補助対象となるのは、施設利用料やプロトタイプ製作費など実証事業にかかる費用。補助率は2分の1以内で、上限は100万円やわ。補助対象期間は交付決定日から2027年3月31日までとなるで。

資金面だけでなく、市内の公共施設や協力企業が所有する施設などを実証フィールドとして提供。市内民間事業者とのマッチング、行政課題の提供、堺市の担当部署の紹介、実証事業のPR支援なども行うわ。

  • 補助対象経費:施設利用料、プロトタイプ製作費など実証事業にかかる費用
  • 補助率:2分の1以内
  • 補助上限額:100万円
  • 補助対象期間:交付決定日~2027年3月31日
  • 実証フィールド:市内公共施設、協力企業が所有する施設など
  • その他支援:市内民間事業者とのマッチング、行政課題の提供、担当部署の紹介、PR支援など

アドダイス 声解析AIで孤独・孤立緩和へ

東京都千代田区の株式会社アドダイスは、「対話型アファメーション(声出し)で、孤独・孤立を緩和する声解析AI及びアプリの実証」に取り組むんよ。

声解析AIと、肯定的な言葉を声に出す対話型アファメーションを組み合わせたアプリを使い、「声」を通じて自分自身の状態を整え、再び行動できるようにするセルフコンディショニング習慣を提案するわ。

堺市での実証では、孤独や孤立の緩和と、パフォーマンス向上を支えるアプリとしての有効性を検証。堺市は「声の力で『ひとりにしない』堺市の実現をめざす」と実証概要を説明してるで。

  • 支援対象者:株式会社アドダイス
  • 所在地:東京都千代田区外神田6-3-6 MKビル3F
  • 代表者:代表取締役CEO 伊東大輔さん
  • ビジネスアイデア:対話型アファメーションと声解析AI、アプリによる孤独・孤立緩和の実証
  • 実証内容:声解析AIと対話型アファメーションを組み合わせ、セルフコンディショニングやパフォーマンス向上を支えるアプリの有効性を検証 ・ホームページ:https://ad-dice.com/

TearExo 涙液検査と乳がん啓発を組み合わせ

神戸大学発スタートアップの株式会社TearExoは、「涙の検査から始める働く女性の乳がんリテラシー変革プログラム」を実証するんよ。

対象は堺市内の企業に勤める女性。涙液を使った乳がんバイオマーカー検査と、乳房の状態に日常的に関心を持つ「ブレスト・アウェアネス」の啓発を組み合わせたプログラムを提供し、乳がんに関する知識や意識、行動がどのように変化するかを検証するわ。

TearExoによると、実証では専門家によるセミナー、ブレスト・アウェアネスを実践するための専用アプリ、同社が開発するTearExo法を活用した涙液検査を組み合わせる。企業における女性の健康支援や健康経営施策として活用できるかも検証するで。

なお、このプログラムは乳がんの診断や公的な乳がん検診に代わるものではない。同社は、検診と検診の間にも自身の健康へ目を向け、次の適切な検診受診につなげる「気づきのきっかけ」とすることをめざしてるわ。

  • 支援対象者:株式会社TearExo
  • 所在地:兵庫県神戸市灘区六甲台町1-1
  • 代表者:代表取締役CEO 堀川諒さん
  • ビジネスアイデア:涙の検査から始める働く女性の乳がんリテラシー変革プログラム
  • 実証対象:堺市内の企業に勤める女性
  • 実証内容:涙液による乳がんバイオマーカー検査、ブレスト・アウェアネスの啓発などを組み合わせ、乳がんへの意識や行動の変化を検証 ・ホームページ:https://tearexo.jp/

FELLOW ALL-PRODUCTS マルシェ運営をDX

堺区大浜中町の株式会社FELLOW ALL-PRODUCTSは、「マルシェ運営DXによる、民間主導で持続可能な賑わい創出」を実証するんよ。

同社が開発したマルシェ運営プラットフォーム「Meets Market」を活用。これまでアナログで行われてきた出店管理や、営業許可など行政手続きの確認をシステム化するわ。

実証では、システム導入によって主催者の事務作業をどの程度減らせるかを確認するとともに、マルシェ運営側も適正な利益を確保できる「持続可能なマルシェ運営モデル」の構築を検証するで。

  • 支援対象者:株式会社FELLOW ALL-PRODUCTS
  • 所在地:堺市堺区大浜中町2-6-13
  • 代表者:代表取締役 藤本樹林タワンさん
  • ビジネスアイデア:マルシェ運営DXによる、民間主導で持続可能な賑わい創出
  • 使用サービス:マルシェ運営プラットフォーム「Meets Market」
  • 実証内容:出店管理や行政手続きをシステム化し、主催者の事務工数削減と、持続可能なマルシェ運営モデルの構築を検証 ・ホームページ:https://fellow-all-products.com/

関連ニュース:「ヒト巡る、市場」堺でマルシェ文化を広げる藤本樹林タワンさん

mimamo こどもの孤立をオンライン対話で予防

堺区南花田口町のmimamoは、「公的支援の隙間を埋めるオンライン対話モデルを活用した、こどもの孤立予防と支援現場の負担軽減」を実証するんよ。

同団体が提供するオンライン対話サービス「きみのじかん」を活用。こどもの孤独・孤立支援にオンライン対話を取り入れ、その有用性を検証するわ。

オンラインでの対話がこどもの孤独や孤立の予防にどのような効果をもたらすかに加え、支援を担う現場の負担を軽減できるかについても検証するで。

  • 支援対象者:mimamo
  • 所在地:堺市堺区南花田口町2-2-3 オプレント堺東ビル3A
  • 代表者:寺田紫衣真さん
  • ビジネスアイデア:オンライン対話を活用した、こどもの孤立予防と支援現場の負担軽減
  • 使用サービス:「きみのじかん」
  • 実証内容:こどもの孤独・孤立支援におけるオンライン対話の有用性、孤独・孤立予防への効果、支援現場の負担軽減効果を検証 ・ホームページ:https://mimamo-mokumoku.com/

堺市全体を実証フィールドに

堺市スタートアップ実証推進事業は「堺をスタートアップの実証フィールドへ」をキーワードに、市内外のスタートアップから堺市内で実証する新たなビジネスアイデアを募集する取り組みなんよ。

実証場所の提供や経費の一部補助などを通じ、市内でのイノベーション創出を促進するとのこと。

今回選ばれた4者は、声解析AIによる孤独・孤立対策、働く女性の乳がんリテラシー向上、マルシェ運営DX、こどもの孤独・孤立予防と、それぞれ異なる分野で堺市内を舞台に実証を進めるで。

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