堺市のひとり親家庭支援で賞味期限切れ食品を提供 149人に連絡

回鍋肉のたれが対象、連絡済み80人のうち23人が食べていたんやわ

政治・行政
サカイタイムズ
食品ボトルの賞味期限を確認する女性のイメージ画像

賞味期限を1カ月近く過ぎた食品

堺市は11月5日、ひとり親家庭を対象とした食料品支援事業「エスパン」で、賞味期限切れの回鍋肉のたれを提供していたと発表したんよ。10月10日(土)から16日(金)までに149人へ寄附食品を配布しており、11月3日(火・祝)に利用者からのメールで発覚した。

エスパンは、経済的自立に取り組むひとり親家庭を支援するため、フードバンク団体や民間企業などから寄附された食料品を、各区役所などで配布する事業。

配布された回鍋肉のたれの賞味期限は9月20日で、配布時点ですでに20~26日が経過していた。市は11月4日から利用者への連絡を開始し、同日午後4時までに80人と連絡が取れた。このうち23人が対象の食品を食べていたが、発表時点で健康被害の報告はない。

段ボール箱の賞味期限だけ確認

原因は、寄附食品を受け入れる際の確認不足だったわ。本来は個々の食品の賞味期限を確認する必要があったが、市は梱包された段ボール箱に記載された「2026年10月末」という賞味期限だけを確認。箱の中に、賞味期限が9月20日の回鍋肉のたれが含まれていることを見落としていたんよ。

149人に謝罪、再発防止策も

堺市は11月4日から、10月分の食品を受け取った149人に電話やメールで謝罪を開始。同日午後4時時点で80人と連絡が取れ、対象食品を食べた23人を確認。市は健康被害の恐れがある場合は速やかに連絡するよう伝え、連絡が取れていない利用者には引き続き電話やメールで連絡するわ。

再発防止策として、今後は寄附食品の受け入れ時と袋詰め前の2段階で、段ボール箱だけでなく個々の食品の賞味期限を確認する方針やで。

市は「このような事態が発生し、ひとり親家庭の皆様にはご心配とご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。また、今後はこのような事案が発生しないよう、再発防止を徹底します」としている。

公式ページ:堺市・ひとり親家庭応援フードパントリー事業「エスパン」