堺のIHIインフラスクエア参画「ブライラ橋」、国交相表彰 ルーマニアで全長1974メートル

EU域内3位の中央径間1120メートル 設計から施工まで日伊企業JVで担当したわ

街のニュース
サカイタイムズ
IHIインフラスクエアが参画した、ルーマニアのドナウ川に架かるブライラ橋
IHIインフラスクエアが参画した、ルーマニアのドナウ川に架かるブライラ橋

堺に本社・工場を置く企業が参画

堺市堺区大浜西町に本社・堺工場を置くIHIインフラスクエアが参画したルーマニアの「ブライラ橋建設工事」が、国土交通省の「第9回JAPANコンストラクション国際賞」建設・開発プロジェクト部門で国土交通大臣表彰を受賞したんよ。

ブライラ橋は、ルーマニア東部の主要都市ブライラ市と、ドナウ川を挟んだ対岸のトゥルチャ県を結ぶ国道整備事業の中核となる橋。全長1974.3メートルで、中央径間は1120メートル。中央径間の長さではEU域内で3位となる長大吊橋という。

「JAPANコンストラクション国際賞」は、日本企業の海外進出を後押しするため、「質の高いインフラ」を代表する海外建設プロジェクトなどを表彰する制度。国土交通省が2017年度から実施してるわ。

第9回JAPANコンストラクション国際賞の表彰式で賞状を掲げる関係者
授賞式の様子。左から、国土交通大臣の金子恭之さん、IHIインフラスクエア代表取締役社長の井上学さん、海外インフラ展開に関する表彰についての検討・審査委員会委員長の森地茂さん

日伊企業が設計から施工まで

工事は2018年、当時のIHIインフラシステムとイタリアの建設会社Webuild S.p.A.による共同企業体(JV)が受注。設計と施工を一括して請け負う「デザインビルド方式」を採用し、設計、製作、架設を一体的に管理。現地の造船所では約2万1000トンの補剛桁を製作し、日本人技術者も品質管理や施工管理を担ったわ。

IHIグループにとってルーマニアで初めての大型案件となり、海外の長大橋建設で培った技術やプロジェクト管理の経験を生かし、多国籍の関係者と工事を進めたで。

橋の完成によってドナウ川を横断する交通の利便性や物流効率が向上し、地域経済の発展や交通安全の向上にもつながってるわ。工事期間中には地域社会への支援活動や、日本とルーマニアの国交樹立100周年を記念した交流事業も行われたで。

4月に「IHIインフラスクエア」へ

IHIインフラスクエアは、鋼製橋梁やPC橋梁、水門などの設計、製作、据付、保全を手掛けるIHIグループの企業なんよ。本社と堺工場は堺区大浜西町3番地にあるねん。

2025年11月にIHIインフラシステムとIHIインフラ建設の事業統合を完了し、2026年4月1日に「IHIインフラシステム」から現在の「IHIインフラスクエア」に社名を変更したで。

サカイタイムズのニュースレター見本(クリックで拡大) クリックで拡大

こうしたメールが届くようになります

希望する方は入力欄にメールアドレスを入れ「登録を完了する」ボタンをクリックしてください