さかいプレミアム商品券の当選者最大約29万件、氏名とメールアドレス漏えいのおそれ

参加店舗も約2600件が対象、事務局からのメールは開かないよう呼びかけてるで

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さかいプレミアム商品券のチラシを前に、頭に手を当てて考え込む高齢者の後ろ姿

当選者と参加店舗の情報に漏えいのおそれ

堺市は11月6日、「さかいプレミアム商品券2026」の当選者の氏名とメールアドレス、参加店舗のメールアドレスが漏えいしたおそれがあると発表したんよ。事業を受託した事業者が使っていたメール配信サービスが、第三者による不正アクセスを受けた。漏えいのおそれがあるのは、当選者が最大約29万件、参加店舗が最大約2600件。

この件数は現時点での最大件数で、実際に漏えいした件数や対象者は調査中やわ。商品券事業の運営に使うシステムそのものへの不正アクセスは、確認されていないで。

漏えいのおそれがある情報

堺市の発表によると、漏えいしたおそれがある情報は次のとおり。

  • 商品券の当選者:メールアドレスと氏名(最大約29万件)
  • 参加店舗:メールアドレス(最大約2600件)

受託事業者からの報告では、7月1日以降のメール配信で記録されたメールアドレスなどが、漏えいした可能性が高いとしている。

11月4日に商工会議所へ連絡

事業の実施主体は堺商工会議所で、受託事業者は「JTB・EVENTIFY・ギフトパッド事業共同体」。経緯は次のとおり。

  • 11月4日午後3時21分:事業共同体から堺商工会議所に、事業で使っていたメール配信サービスが不正アクセスを受け、情報漏えいの可能性があると連絡
  • 11月5日午後3時53分:事業共同体から堺商工会議所に、7月1日以降の配信で記録されたメールアドレスなどが漏えいした可能性が高いと報告。その後、商工会議所から堺市に連絡
  • 11月6日:堺市が発表

今後は、事業共同体を通じて、漏えいした件数と対象者の調査を続けるとしているで。

電子申請システムと同じメール配信サービス

今回の不正アクセスを受けたのは、アララ株式会社(東京都)のメール配信サービス。11月4日に堺市が公表した、堺市電子申請システムの利用者のメールアドレスの漏えいのおそれと同じサービスやねん。ただ、2つの事業は、メール配信サービスを使うまでの経路が違う。

堺市電子申請システムとさかいプレミアム商品券2026の関係図
堺市の2事業と、不正アクセスを受けたメール配信サービスの関係
  • 堺市電子申請システム:堺市のシステム → 提供事業者の株式会社TKC → アララのメール配信サービス
  • さかいプレミアム商品券2026:堺市が支援する事業。実施主体の堺商工会議所 → 受託事業者のJTB・EVENTIFY・ギフトパッド事業共同体 → アララのメール配信サービス

漏えいのおそれがある情報も、電子申請システムはメールアドレスだけ、商品券の当選者は氏名とメールアドレスで異なる。どちらも「最大約29万件」だが、別の事業についての数字で、同じ人が両方に含まれている可能性もあるため、単純に合計した件数にはならないわ。

関連記事:堺市電子申請システムで最大約29万件のメールアドレス漏えいのおそれ 10月31日から新規登録など停止

さかいプレミアム商品券2026とは

「さかいプレミアム商品券2026」は、1口3000円で4500円分の買い物などに使える商品券で、堺市内に住む人が対象。電子と紙から選ぶことができ、利用期間は6月26日から9月30日までで、すでに終わっている。

関連記事:さかいプレミアム商品券、1次申込は全口当選 7月1日から2次申込

事務局からのメールは開かずに削除

今後、商品券の当選者や参加店舗などに、この事業に関するメールを送ることはないとしていて、「さかいプレミアム商品券2026事務局」からメールが届いた場合は、開かずに削除するよう呼びかけているんよ。

心当たりのないメールに書かれたURLや添付ファイルを開いたり、IDやパスワード、暗証番号、クレジットカード情報などを入力したりしないよう注意が必要。堺市、堺商工会議所、受託事業者が、この件でメールによってパスワードや暗証番号、クレジットカード情報などの入力を求めることはないとしているわ。

問い合わせ先

  • 「さかいプレミアム商品券2026」について:堺商工会議所 中小企業振興部 地域振興課(072-258-5504)

今後、新しい事実が分かった場合は、堺市と堺商工会議所のホームページで知らせるとしている。

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